しばし「永遠の六甲道」のセットアッパーを
勤めさせていただきますnaddistです。
本来担当のheart-angl氏と違ってモロネイティブではないので
お歴々の六甲道者の皆さんのご希望に応えることができるか、
甚だ不安ですが、そこんところは他所者視線で、ちょっぴり狡猾に、
なんとなくのらりくらりぶらりと懐かしい六甲道界隈をさまよって
いこうと思っておりますので、おつきあいの程よろしくお願いいたします。
で、高羽市場です。
写真は昭和45年頃の様子。
灘区内に多数あった市場の中で、一番優美な入口(ファサード)だった
のではないかと思います。
グラマラスで女性的なラインが高羽らしさをかもし出していました。
まさに「高羽の貴婦人」てな感じで。
市場という空間になんとなく「母性」を感じる私にとっては
このファサードの表現は○でして、灘中央市場あたりのメタリカルな
ファサード風情はイマイチしっくりと来ないんですよね。実は。
なにかこう、すいこまれるような小空間。
現在、不粋なサイディングで隠されてしまったのは残念です。