タマ「おお!摩耶埠頭の鯉のぼり、迫力あるなあ!」
ナダ「風が強いから、鯉のぼりには適した場所だと思うよ」
タマ「クレーンで吊るすってのもミナトっぽくて豪快っすよね!」
ナダ「ま、それはいいんだけどさ」
タマ「なんかご不満でも?」
ナダ「淡水魚が港で泳いでるのはおかしくね?」
タマ「また妙なところに噛み付きますね」
ナダ「それといつも疑問に思ってるんだけどさ。大きいまごいはお父さんだろ?
んで、小さいひごいは子供たち。お母さんはどこだよ」
タマ「知りませんよそんなの。GWで休日出勤してるんじゃないんですか?」
ナダ「親父は休みなのか?」
タマ「子どもの面倒みてるんでしょ、きっと」
ナダ「なんだかジョンレノンみたいな鯉だな。
あとさ、鯉のぼりって見た目あまり登ってないよな」
タマ「意味わかんない」
ナダ「ただ横風に吹かれて流されているだけのような気がする。
『鯉のぼり』っていうより『鯉ながれ』って感じ?」
タマ「のぼりっていうのは『幟』の意味だから、別におかしくないすよ」
ナダ「だってもともと鯉の滝登りから来てるんだろ?だったらもっと登ってもらわなくちゃ」
タマ「確かになんとなくビジュアルが『めざし』っぽいかも」
ナダ「だろ?しかも灘の川には鯉はいないし。灘といえば鰻だろ。
いっそ『うなぎのぼり』にすればいいんだよ」
タマ「確かに勢いありそうですけど」
ナダ「関西式に腹から包丁入れてふんわり焼いてさ、山信もいいけど居相も捨てがたいね〜」
タマ「蒲焼きをのぼりにするのはやめてください」
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