タマ「この前の摩耶山リュックサックマーケット、ウリ坊乱入ビビりましたよ」
ナダ「今年はイノシシの活動が活発らしい」
タマ「あと掬星台は野良猫も多いよなあ」
ナダ「今なんつった?」
タマ「の・ら・ね・こ」
ナダ「摩耶山にとって切っても切れないご縁のある、おニャン子様に野良猫とは何事だっ!」
タマ「おニャン子様って、なんか会員番号とかありそうだな」
ナダ「お前は猫みたいな名前のくせになんにも知らねえな」
タマ「猫みたいなは余計です」
ナダ「猫がいたから摩耶山があるようなもんだ」
タマ「そんなの聞いたことない」
ナダ「猫はいつ日本に来たか知ってるか」
タマ「外国から来たんですか?」
ナダ「そ、中国から仏教が伝わってきた時に日本に来たと言われている」
タマ「なんか聞いたことある」
ナダ「船で経典を運ぶ時にネズミにかじられないよう、猫もいっしょに連れてきたんだぜ」
タマ「へー」
ナダ「猫がいなかったら、日本に仏教は伝わらなかった」
タマ「大げさだな」
ナダ「沖縄で猫のことを『マヤー』っていうの知ってるか」
タマ「え、そうなんですか」
ナダ「仏教伝来の途中、琉球に寄った時にお釈迦さまのお母さんの名前マーヤを
いっしょに来た猫のことだと間違えたらしい」
タマ「ほんとかよ」
ナダ「で、当時から琉球と友好関係にあった灘地区の山に教典と一緒に『マヤー』も伝えられ、
天上寺が創建され、やがてその山はマヤー山と呼ばれるようになった」
タマ「あれ?マヤ夫人像がまつられたから摩耶山じゃなかったっけ』
ナダ「えーと、そういう説もある」
タマ「怪しいな」
ナダ「ニャンニャンニャンニャンニャーンニャン、会員番号4番、新田恵理!」
タマ「ごまかすな」
2010年9月14日(火曜日)
其の151 摩耶山のおニャン子様の巻
2010年9月6日(月曜日)
其の150 女神様を怒らせると恐いのだの巻
タマ「しかし、全然雨降らないっすね」
ナダ「誰か岩屋の敏馬神社の神様怒らせたんじゃねーのか」
タマ「敏馬神社って雨の神様なんですか」
ナダ「元々は水の神まつってたらしいよ、しかも女神」
タマ「確かに境内に井戸ありますね」
ナダ「閥伽井(あかい)の水な。かれちゃったけど霊泉だったんだぜ」
タマ「でも、なんで怒ったのかな女神さん」
ナダ「お前、彼女と敏馬神社の前通らなかったか」
タマ「この前、車で前を走ったけど」
ナダ「それだ」
タマ「マ、マジっすか!」
ナダ「女の子といると焼きもち焼くらしい。結構嫉妬深いらしいぜ」
タマ「やだな、嫉妬深い神様」
ナダ「前を新郎新婦が通るだけでムっとして別れさせちゃうとか」
タマ「恐ぇー」
ナダ「恋愛成就できますようにってお願いしたら『別に』って言われるらしい」
タマ「エリカ様かよ」
ナダ「神様ってよんだら『女神様とお呼び』とか言われそう」
タマ「SMクラブじゃないんだから」
ナダ「実はツンデレだったりな」
タマ「どんなだよ、ツンデレな神様って」
ナダ「とにかく、雨が降るまでは灘署に頼んで2号線の敏馬神社前でカップルを取り締まってもらおう」
タマ「無理、そんな検問」
ナダ「あるいはHAT迂回」
タマ「大変だな、雨降らすのも」
ナダ「国土交通省より警告:この先、女神様逆ギレのため迂回願います」
タマ「国交省、そんな看板出すか!」
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