ナダ「このドラえもんおかしくないか」
タマ「ほんとだ、耳がある」
ナダ「ドラえもんはネズミに耳をかじられたんじゃなかったけ？」
タマ「そうそう、それで青くなったはず」
ナダ「左の耳が若干かじられてるけどな」

タマ「あっー！裏から見たらキティちゃんだ！」
ナダ「すげえな、両面キャラ」
タマ「普通だったら片面ドラえもん、片面ドラミちゃんとかですよね」
ナダ「それじゃつまんないよ。これくらいキャラがらっと変えなきゃ。
　　　昼は清楚、でも夜は…みたいな。ほらドラえもん舌出してるぜ、ヘヘ」
タマ「はにかんでるの。夜すごいドラえもんなんてヤだよ」
ナダ「例えば片面がリンリンで片面がランランだったら区別つかないだろ」
タマ「それ双子だし」
ナダ「片面が水野のコロッケで片面が土居のコロッケくらいの意外感が欲しい」
ナダ「たしかに味は違う…って、コロッケマニアかよ」
ナダ「片面が網浜直子で片面が戸田恵梨香とか」
タマ「どっちも元灘区民ってオチか」
ナダ「片面が海星のマリア像で片面が天上寺の摩耶夫人像とか」
タマ「ま、確かにどちらも赤ちゃん抱いてるけど」
ナダ「摩耶夫人のがちょっとグラマーなんだけどな」
タマ「お釈迦さんのお母さんつかまえてグラマーはまずいよ。
　　　でもシルエットが同じでキャラが違うって言うのがミソかも」
ナダ「じゃ、片面が王子動物園のパンダで、裏面が天童よしみとか」
タマ「それは怒られるよ」
ナダ「どっちに？」
タマ「天童よしみだよ！」

ナダ「いやあ良く降ったよな」
タマ「摩耶山も今年最後の雪景色ですかね」
ナダ「ケーブルを待つ君の横でぼくは時計を気にしてる〜季節外れの雪が降ってる〜」
タマ「お、久しぶりに歌いますか」
ナダ「摩耶山で見る雪はこれが最後ねと　さみしそうにオレがつぶやく〜」
タマ「オレがつぶやくって、独り言かよ」
ナダ「いちいちうるせーな、気持ちよく歌ってんだからさ」
タマ「どうでもいいけどいつも歌が古いっすよね」
ナダ「しょうがねえよ、パフームの曲に『なごり雪』みたいな情緒ある曲ねえだろ」
タマ「オッサンだなあ、パフームじゃなくてパフューム」
ナダ「だからパフームだろ」
タマ「パフュームだっつーの」
ナダ「言いにくいよ。じゃ、今の若者は水道筋を『スイデュースジ』っていうのかよ」
タマ「それはスイドースジでいいよ」
ナダ「福住通は『フュクズミドーリ』かよ」
タマ「無理にフュにしなくていいでしょうが」
ナダ「船寺神社なんて『フュナデラジンジャ』だぜ」
タマ「どこの国の神社だよ」
ナダ「フュナデラ神社の獅子舞なんつったらミニのセーラー服着て踊りまくりそうだよな」
タマ「AKB48とごっちゃになってるよ」