タマ「秋の風物詩と言えば国体道路のイチョウ並木…あら、なんか寂しいや」
ナダ「だろ。刈り込み過ぎだっつーの」
タマ「なんだか寒々しいっすね」
タマ「ったく、せっかくの国体道路のシンボルが台無しだよ」
タマ「もう少し残せば良いのにね」
ナダ「しかもよく見てみ、この並木」
タマ「あ、途中から先は紅葉がきれいだわ」
ナダ「だろ。手前が灘区で、切ってないのは中央区なんだよ」
タマ「区境が判りやすい！」
ナダ「いやそういうことじゃなくてさ」
タマ「どうせ落ち葉の掃除が大変だとかって灘クミンがいちゃもんつけたんでしょうね」
ナダ「国道2号の街路樹もそれでバッサリ切られたしな」
タマ「なんだか灘クミンの了見が狭いような気がしてヤだな」
ナダ「どうせ掃いて捨てるんだから、紅葉なんていりませんよね！」
タマ「やべ、また蓮舫来ちゃったよ」
ナダ「クミン一人当たりの国体道路のいちょうの葉っぱの数は何枚ですか」
タマ「そんなもん聞いてどうする」
ナダ「分かる方が答えてください」
タマ「誰も分かんないよ」
ナダ「だいたい国体道路は2位じゃいけないんですか？」
タマ「何が2位かわかんない」
ナダ「私の質問に答えてください。国体道路は2位じゃいけないのかと聞いてるんです」
タマ「だから、2位の意味がわかんないってば」
ナダ「では、国体道路はヤマカンと統合して廃止します」
タマ「跡地はどうするのよ」
ナダ「ヤマカンにあった六甲飛行場のように滑走路にしては」
タマ「また米軍機でも飛ばすのかよ」
ナダ「いや、灘区在住桂文珍師匠のジェット専用の『灘文珍空港』に」
タマ「落語家だけに『オチ』ませんようとか言うんじゃないでしょうね」
ナダ「おあとがよろしいようで」
タマ「良くねえよ！」