タマ「曽和町の神戸ドイツ学院が今年の夏に六甲アイランドに移転するらしいっすよ」
ナダ「どこのドイツだ、そんな勝手なこと言うの!」
タマ「つまんない」
ナダ「長峰のカナディアンに続き、灘からまた一つ外国人学校がなくなるわけだ」
タマ「寂しいなあ」
ナダ「ともかく灘はドイツと関わりが深い街だったんだよ」
タマ「確かにドイツの人も結構住んでる」
ナダ「摩耶山にシェール道ってあるだろ、あれはドイツ人のシェールさんが名づけたんだぜ」
タマ「へー」
ナダ「神戸ドイツパンの老舗、フロインドリーブの社長だって青谷在住だし元学び灘クミンだし」
タマ「ほー」
ナダ「阪急六甲にはケーニヒスクローネあるし」
タマ「本店はミカゲだけど」
ナダ「篠原北町なんかベンツばっか」
タマ「それはドイツとはあまり関係ない」
ナダ「昔、岩屋にあった花街ではドイツの歌が毎日歌われていたらしいし」
タマ「それ、ドイツの歌じゃなくて都々逸(どどいつ)でしょうが」
ナダ「地蔵のほこらには必ずハーケンクロイツ(卐)が」
タマ「『卍」だよそれは」
ナダ「美野丘小学校の円形校舎は近隣のドイツ人に配慮してバウムクーヘンの形を参考にしたそうだ」
タマ「配慮の仕方がおかしい」
ナダ「ナダンケシェーン!」
タマ「ナを付けるな」
2009年3月27日(金曜日)
其の100 さよなら神戸ドイツ学院の巻
2009年3月20日(金曜日)
其の99 摩耶山に春の嵐の巻
タマ「せっかくの摩耶詣祭なのに強風でビューライン運休…」
ナダ「摩耶鍋の販売も中止…(注)」
タマ「天上寺での摩耶詣は粛々と行われましたけどね」
ナダ「でも2年連続、御馬詣(おんまもうで)中止は痛いよ」
タマ「お馬のパレード楽しみにしている人結構いますもんね」
ナダ「この春の嵐はきっと摩耶山のたたりだよ」
タマ「なんかムカツクことでもあったんですかね、摩耶山」
ナダ「きっと、まやビューライン廃止にするかもなんて言うからだよ」
タマ「やっぱそれか」
ナダ「あるいは、マヤカンに不法侵入するヤツがいるとか」
タマ「いるいる」
ナダ「リュックサックマーケットは酔っぱらいが多すぎるとか」
タマ「飲んでる飲んでる」
ナダ「自然の家の石膏像の股間を黒く汚したりとか」
タマ「汚した汚した」
ナダ「天狗岩でレインボーマンのヨガの眠りごっこしたりとか」
タマ「したした」
ナダ「授業をサボって、虹の駅にあった展望台で昼寝したりとか」
タマ「寝た寝た」
ナダ「摩耶山で採った水晶を東灘区で高く売りさばいたりとか」
タマ「売った売った」
ナダ「しかし、我々摩耶山では悪事の限りだな」
タマ「しまいには摩耶夫人(ぶにん)にむち打ち100回されますよ」
ナダ「お、いいねえ〜是非赤いピンヒールとかはいてムチ打って欲しいね〜」
ナダ「暴風じゃ済まないって、しまいにゃ」
注:3月21日に摩耶山掬星台で開催されるリュックサックマーケットにて
摩耶山の幻の名物鍋「摩耶鍋」を販売します。
2009年3月11日(水曜日)
其の98 六甲のおいしい牛乳の巻
ナダ「来週は摩耶詣祭か。春だね」
タマ「牛や馬の無病息災を祈念する祭り…でしたよね」
ナダ「そ、灘で働く牛や馬が1年間、病気やけがをしないようにねってね」
タマ「今年は水道筋のチャリンコクラブも安全祈願に登るらしいっす」
ナダ「ま、彼らにしてみればチャリンコも牛や馬と同じだもんな。
ところで牛がらみでお前にいいもの見せてやるよ」
タマ「これなんですか?」
ナダ「懐かしの給食牛乳のキャップだよ」
タマ「ただのゴミじゃん」
ナダ「ゴミ?ゴミって言ったな。灘っ子にとっちゃ牛乳キャップは硬貨と同じなんだよ!」
タマ「とてもそんな価値があるように思えない」
ナダ「これをたくさん持ってることがステイタスだった」
タマ「いやなステイタス」
ナダ「キャップをひっくり返す遊びで資産を殖やしていくんだ」
タマ「貧乏臭い遊び」
ナダ「貧乏臭いんじゃなくて牛乳臭いんだよ」
タマ「しかしよく持ってましたね、こんなもん」
ナダ「実はヤフオクで落とした」
タマ「ガクッ…落とすヤツも落とすヤツだが、出品する方も出品する方だな」
ナダ「いいからラベル見てみ」
タマ「六甲牧場…昔は六甲山で給食の牛乳搾ってたんですか」
ナダ「よく見ろって、六甲山牧場じゃなくて六甲牧場って書いてるだろ」
タマ「ほんとだ篠原南町って書いてある」
ナダ「そう、六甲牧場は水道筋のダイエーの北、今はハウスの取水場がある場所にあった」
タマ「へ〜『六甲のおいしい牛乳』が『六甲のおいしい水』になっちゃったわけだ」
ナダ「お、たまにはうまいこというね、タマだけに。山田クン、タマさんにキャップ10枚あげて!」
タマ「いらねえよ」
32 queries. 0.100 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress