ナダ「ここ2〜3日、急に冷え込んだね」
タマ「摩耶山の紅葉もいよいよピークですね!ワクワク」
ナダ「来週の摩耶山はあんなんやらこんなんやら紅葉系イベントが目白押しだしな」
タマ「天上寺の紅葉も去年より色が冴えているような気がする」
ナダ「は?」
タマ「いや、だから寒いから色が鮮やかだって」
ナダ「何言ってるの、天上寺の紅葉はお坊さんが色塗ってるんだぜ」
タマ「マジすか」
ナダ「ほんとだよ、だってコーナン(注1)で赤いペンキ買ってたもん」
タマ「だから色が鮮やかなんだ〜」
ナダ「黄色いペンキはコーナンプロ(注2)で買うらしい」
タマ「その使い分けがよくわからん」
ナダ「でもコーナングループじゃ、やっぱ灘的ないい色が出ないって」
タマ「じゃ、ナフコ(注3)とか?」
ナダ「違うね」
タマ「やっぱり…」
ナダ&タマ「ブリコ!(注4)」
(注1)コーナン灘大石川店(下河原5丁目)
米印の赤いレンガ煙突で有名な「沢の鶴河原蔵」が震災で全壊したあとにできた
ホームセンター。現在も沢の鶴の土地なので建物に「沢の鶴」の看板が残る。
看板に土地の記憶が残った例。
(注2)コーナンPRO新在家店(新在家南町3丁目)
新在家のプロ向けホームセンター。
奇しくもここも酒蔵跡に建設。
以前は月桂冠灘支店の蔵があった。
月桂冠はもともと伏見の蔵だが、販路拡大を目論み灘・西郷に進出。
ちなみに灘区では月桂冠のことを「大倉はん」と呼ぶのがツウなのだ。
(注3)ナフコ(岩屋南町)
元敏馬ボートハウスのあった浜岩屋にできたホームセンター。
脇浜の日本エヤーブレーキ(ナブコ)と間違えて、「ナブコ」と呼ばれることも
多々ある。
(注4)ブリコ六甲店(新在家北町1丁目)
かつて小泉製麻の敷地内にあったビーバーマークのホームセンター。
灘区DIYの先駆者といっても過言ではない。
めくるめく各種資材は、大人のみならず工作好きの灘っ子たちのハートを
わしづかみにした。
またスロットカーのサーキット場も人気で、灘区内各小学生が火花を散らし
イザコザも日常茶飯事だった。
残念ながら同一敷地内にあったすっぽん&鰻の食事処「撫璃古」とともに撤退。
現在はスーパーマルナカに(トホホ)