タマ「摩耶山もすっかり雪景色、あ〜あ、なんでこのクソ寒い中摩耶山に登らなきゃなんないんだろ」
ナダ「何言ってんのよ、雪が降ろうが槍が降ろうが、2月17日は沖灘区の年明けの大事な行事、
　　『摩耶山天上寺沖縄舞踊奉納』の日だよ」
タマ「いやそれはわかってますけどね、やっぱ雪の摩耶山と沖縄の着物は合わないような」

ナダ「それが沖灘的風景じゃないの」
タマ「だいたい沖灘、沖灘ってなんなんすか？」
ナダ「お前、何年灘クミンやってんだよ、沖灘区は摩耶埠頭沖1000kmにある灘区の分区だろうが」
タマ「摩耶埠頭沖1000kmって…沖縄ですよね」
ナダ「違うってば！沖縄にある灘区、灘区にある沖縄が沖灘区なんだよ」
タマ「まったく意味わかりませんが」
ナダ「話すと長くなるからやめるけど、琉球と灘は太古の昔から深い関わりがあるんだよ。
　　　ったく沖灘人（うちなだんちゅ）さんの『沖声灘語』読んで勉強しろよな」
タマ「じゃあ、今度その沖灘区に連れてってくださいよ」
ナダ「想像してごらん、沖灘区に区界はないんだよ」
タマ「また始まった」
ナダ「想像してごらん、沖灘区は欲望も飢えもない、もちろん米軍もいない。
　　　殺したり死ぬことこともない平和な場所なのさ」
タマ「あんたジョンレノンかよ」
ナダ「you may say　 I’m a dreamer」
タマ「最後まで訳せっ！」

タマ「あれ？今ごろ正月ネタっすか？　もう2月ですよ」
ナダ「今日2月7日は『旧正月』だからな。許せ」
タマ「まいっか…やっぱり五毛の正月は『五毛温泉の生バラ風呂』ですよね」
ナダ「だよな。ゴージャス感あふれる山の手のセレブ湯って感じ？」
タマ「叶姉妹なみですよね」
ナダ「やっぱ脱衣室の牛乳も『生バラ牛乳』って感じ？」
タマ「それは『白バラ牛乳』でしょう」
ナダ「じゃ、おすぎも入っちゃおうかしら」
タマ「バラ風呂だからって、おすぎ口調はやめてください。
　　　…あ、背中の青いお兄さんたちがバラ風呂に入ってますよ！！」
ナダ「ワぉ〜バラと龍！村田英雄もびっくりね！」
タマ「シュールですね。もうこうなるとアートといえる」
ナダ「うはは！薔薇族がバラ風呂ではしゃいでる！」
タマ「薔薇族の使い方が間違ってるし」
ナダ「ゲイのためなら女房も泣かす〜それがどうした文句があるか〜」
タマ「ゲイの字が違う！」
ナダ「以上、おすぎのハッテンバ講座でした！」
タマ「お兄さんたちにバラバラにされちゃいますよ」