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2007年6月28日(木曜日)

絶品当たり前コロッケ

カテゴリー: - naddist @ 16時00分57秒

「大きい会社になるとああいうことするんかねえ…
 安うせえ言われたらやってしまうんやろかねえ…」
と、灘中央市場は土居精肉店のお母さんがコロッケを揚げながら
ポツリ。

巷で話題のミートホープの偽装ミンチ事件。
「混ぜたらわからない」って…
人生幸朗師匠が健在だったら確実にボヤかれるはず。
全く、カアチャンカンニンでは済まない話。
カト吉もグルっぽいし、最終製品であるコロッケを店頭に
並べていたコープ。もうヘタレだらけですな。

ま、市場で買い物をしているとこういうことはあまりピンと
こないわけで。
たとえば合挽ミンチを頼むと、牛と豚をちゃんと分けて入れて
くれる。つまり「混ぜないので良く分かる」状態。
またこの売り方だと「牛7に豚3の割合で」「1:9で」なんて
いうオリジナルブレンド買いも可能。
そしてこのミンチを使ったコロッケやミンチカツのおいしさは
言うまでもないのです。
もちろんミンチ以外もぬかりはなし。
店内で一心不乱に膨大な玉葱と向き合う兄やん。
「機械で切るとおいしくないねん」
と、玉葱のみじん切りも手作業。
「こだわって作ってると、ウチみたいな小さな店では
 ようさん作られへんからねえ。
 なくなったら売り切れ御免ですねん」

売り切れ御免万歳。
当たり前と言えば当たり前なのだが、この当たり前が
当たり前でなくなった時代こそ市場のプロ意識(市場魂と
いってもいいかもしれない)が基盤となった「信頼の市場印」
がもっと脚光をあびていいはずだ。
そしてもちろん「エエもんを安く」が市場の真骨頂。
ピカピカに見えて、明るくて清潔そうなところに実は闇があり、
少し古ぼけたような市場にこそ、今の日本人が忘れてしまった
透明感のある当たり前があるのかもしれない。
ともあれ、偽装ミンチを伝える新聞記事を横目で眺めながら、
市場印の「絶品当たり前コロッケ」は今日も当たり前においしいのだ。

土居のコロッケ


2007年6月15日(金曜日)

横尾忠則氏畑原Y字路に出会う

カテゴリー: - naddist @ 12時30分44秒

先日、なんとアノ「横尾忠則」さんが畑原市場のスタンド
「チンタ」にふらりと飲みに来ました。
横尾さんといえば、アナタ日本を代表するアーチスト。
チンタのマスターは美大出身ですが、だからといってそんな
大御所が市場に来るとは…。
なぜ彼は畑原市場に来たのでしょう…?

彼は市場の空間そのものにひかれてやってきたのです。
カンのいい方ならピンときたかもしれません。
ご存知のように畑原市場は途中にY字路がありますが、
この「畑原Y字路」を見にきたのです。

横尾さんの最近の代表作「Y字路」は、全国にあるたくさんの
Y字路をひたすらキャンバスに描き続けるシリーズものです。
水道筋が、いや灘区が誇る畑原Y字路が横尾さんのおメガネに
かなったというわけです。
あたりまえですが、こぎれいなビルにはいったスーパーマーケット
だったら彼はここを訪れることはなかったかもしれません。
だってそういうところにはY字路ないですから。
途中で曲がったり、小さな抜け道があったり、とんでもなく
長いトイレへのアプローチがあったり、アップダウンがあったり
川が流れていたり、お稲荷さんがあったり、そこで猫が昼寝していたり。
まるで全体が1つの生き物のような空間が水道筋の市場です。
最近はやりの「○○博物館」や「○○レトロの町」みたいな
精気のないニセ昭和もどき空間にはないリアリティがここには
あります。

そしてY字路。
街のシワのような道。
なんとなくワクワクするようなドキドキするような不思議な道。
Tバック、いやT字路や十字路では味わえないセクシー感。
そして寂寥感。
畑原Y字路がもしT字路だったら…
考えただけでもぞっとしませんか?

もちろん横尾さんは
「単に形の良いY字路があると聞いたんで来たのよ。
 味があるとか歴史がどうのなんて関係ないね」
なんておっしゃるでしょう。
でも、もしまたふらっと「チンタ」のカウンターで飲んでいたら
お聞きしてみたいものです。
「ヨコオ」の目に畑原市場はどう映ったのかを。
そして畑原Y字路の先に何が見えたかを。

畑原Y字路


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