3月に入ると神戸の春=新子=イカナゴの釘煮というステレオタイプな風物詩が
新聞紙面を飾ります。もう神戸の春はこれしかないという勢いで。
いや別に新子嫌いじゃないんですよ。
ボイル新子はほぼ毎日食べてますし、灘区の岩屋や大石、新在家に砂浜があった
頃は、釜揚げしたジャコを天日で干す風景がいたるところで見られたくらいですから。
でも、ここは垂水や須磨ではなく灘区。
別に釘煮を炊くにおいが街中に漂ようわけではありませんし、一つの事象にのみ
注目していては、森羅万象が息づく、めくるめく灘ワールドを楽しむことはできま
せんので、新子以外の春の食材をご紹介します。
市場にもひっそりと春を告げる食材が並びはじめています。
菜花、春キャベツ、そら豆、たらの芽などの春野菜に混じって
かわいい小さな子供たち達、遠い南の島、沖永良部島からの灘への春の使者
「えらぶ春のささやき」こと沖永良部島産の新じゃがが八百屋の店先に顔を
のぞかせます。
南東生まれのこの馬鈴薯、まずビジュアルがイケてます。
直径5cmくらいの手のひらサイズ。
そしてホクホクとした食感。
ケンコーマヨ(からし入り)を使って、そら豆あたりと和えてざっくりと
「春の灘ポテサラ」にするのもいいのですが、今日は「はなまるマーケット」で
薬丸氏が「これおいしー!」と絶賛していた「バーニャカウダ」に蒸し焼きにした
エラブ馬鈴薯を浸していただきました。
バーニャカウダとは「暖かい風呂」という意味だそうで、オリーブオイルを使った
あたたかいソースです。
ということで
「沖永良部島出身の子供たちが灘温泉ではしゃぐ春休みの水道筋1丁目」を
イメージした一品「ナダ デ バーニャカウダ」を作ってみました。
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「バーニャカウダ(はなまるバージョン)」
1、オリーブオイル(大さじ2)でニンニク1片のすりおろし(orみじん切り)と
アンチョビペースト(5g)を中火で炒める。
2、沸騰したら鍋を火から離し、生クリーム(50cc)を加え、再び火にかけ
分離しないように手早くかき混ぜる。
3、蒸し焼きにしたエラブ馬鈴薯をつけて食べる。
4、絶品
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灘区は南東との関わりの深い街です。
戦後、南東出身者によって水道筋界隈には奄美市場、奄美廉売市場
(後の西灘市場、写真下)などの南東系の市場ができました。
安くて商品の質が良く、灘山手の上客に愛されたといわれています。
そんな遠い南の島とナダとの歴史に思いを馳せつつ、
小さな春を舌で感じてみてください。
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ナダタマ - 私を市場に連れテッテ! : 歴史
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ハミルトン#12472;ャズマスター#33258;動巻マスタ 徭
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