城の下通を、どんな言葉で表現したらいいのか、
まだうまい言葉が見あたらない。
東側には、神戸高校、そして天理教兵庫教務支庁(旧勝田邸)という大きなスケールの建物。
どちらも灘百選だそうで。
そのすぐ西側には、木造のアパート群が密集するエリア。
迷宮のような階段路地を歩けば、趣のある住宅もちらほら。
防犯を呼びかけるポスターも、実に味のある筆致。
「城の下」の城は、摩耶山に拠点を置いた赤松氏の城。
その「下」にあるから「城の下通」なんだとか。
遠目にはチョコレートに見えなくもないが、これは山に打ち込んだクサビの列。
ある意味、現代版の城の石垣ってところだろうか。ちょっと物々しい光景だけれど。。
市場の水平方向の迷宮っぽさとは、また違う雰囲気だ。
城の下通そのものが、山城のように思えてくる。
世間はすっかり黄金週間。上がって下って汗ばむ陽気だ。
次回は新在家北町。