篠原中町は思いの他大きく、少々篠原中町を見くびっていたようだ。
篠原中町は、六甲登山口を南に下り、阪急の高架をくぐるところから始まる。
線路沿いに西に向かえば、都賀川を渡り、都温泉の北側あたりまで篠原中町なのだ。
篠原中町というのは、大邸宅もあるし庶民的な雰囲気もあるというような、いろいろな雰囲気が渾然としていて、ナダ区の縮小版のような町なんじゃないかという気がする。
六甲川と杣谷川が合流する場所。
印象的なかたちの石垣。そして三角形の公園。
階段脇にある滑り台。
少しザラザラしていてるので、たぶん滑りにくいと思う。
諏訪山公園の滑り台ほどの傾斜もなく、王子動物園にあるゾウ型滑り台ほどの愛嬌もない。質実剛健に、「傾斜を利用した遊戯構造物」然として存在しているわけだが、最近の灘っ子たちはこの滑り台をどんな風に評価してるのだろうか。
そしてグランドの北側には「灘公設市場」の文字が残る。
春はもう、すぐそこまで来てるはず。
次回は篠原本町の予定。