2010年 9月
« 8月   12月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
最近の投稿
2013年3月25日(月曜日)
第88話「備後町」
2012年3月11日(日曜日)
第87話「琵琶町」
2012年3月4日(日曜日)
第86話「日尾町」
2010年12月12日(日曜日)
第85話「稗原町」
2010年9月26日(日曜日)
第84話「原田通」
灘の旅人 月別過去ログ
灘の旅人 カテゴリ一覧
灘の旅人 最近のコメント
最新の灘イベント情報
予定なし

2010年9月26日(日曜日)

第84話「原田通」

カテゴリー: - aiai @ 01時16分15秒

旧原田村の、原田通である。
原田の「原」には、開墾された土地という意味があるという。

さて。まずは王子神社である。

王子神社はかつて、「原田神社」と呼ばれていたという。
入り口の標石側面には大々的に「元原田神社」と彫り込まれているし、
高林神社という神社と合祀されたという話などもあり、なにやら複雑な歴史を匂わせる。

最近、パンダのコウコウが急逝したという悲しいニュースが流れた王子動物園は、
道路を挟んで原田通の山側にある。

この王子動物園の「王子」は、もちろんこの「王子神社」に由来する。
由来する、というよりも、動物園の敷地が王子神社の鎮守の森みたいな「原田の森」だったわけで、
キリスト教系の関西学院大学だって、元は「原田の森」にひょっこり生まれた大学だし、
京都の下賀茂神社にある「糺の森」と同じぐらい、霊験あらたかな原田の森なのだ。

最近では「○○王子」全盛の時代だそうで、ハンカチだのハニカミだの腕立てだのポッチャリだの、
何でもかんでも王子王子だが、このあたりじゃ700年ぐらい前から王子権現が祀られているのだ。

あれやこれやの歴史の話は置いといて、
とりあえず、この稲荷社の床下に佇む狐像の存在感はどうだろう。

王子動物園に暮らすマヌルネコを彷彿とさせる佇まいである。
(体型はずいぶん違うけど。。。)

原田通は、灘区屈指の観光地である王子動物園の門前町・・・ではない。
動物園なんて知らん、というほどの存在感がある場所を、駆け足で紹介したい。

王子街園のフェニックス

景山医院。

銃砲・火薬。

そして「原田の森ギャラリー」(前兵庫県立近代美術館)。
1970年竣工というが、40年の歳月を感じさせない。村野藤吾の作品。

原田通は、木々の緑、白い壁、青い空のコントラストがやけに印象的な町だった。

次回は稗原町。


TrackBacks

このコメントのRSS

TrackBack URL : http://www.nadatama.com/modules/wordpress5/wp-trackback.php/89

この投稿には、まだコメントが付いていません

コメント

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。

31 queries. 0.026 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress