もうすぐ7月28日がやってくる。
去年の今頃、この川には、もっとたくさんの子どもたちが遊んでいたことだろう。
まだまだ生々しい記憶や思いを持つ人たちがたくさんいる中で、自分には、紡ぐべき言葉が見つからない。
だが、川で遊ばない様になるということは、川で遊ぶ経験を持たずに育つということだ。
癒えぬ傷をまだしばらくそっとしておくこと、川の危険を知ること、そして灘っ子たちに新たな川の記憶が培われることを願わずにはいられない。
灘北通は、長い。
都賀川のある1丁目から、灘駅の向こうの10丁目まで。
長い。。。
公園には、階段のような、滑り台のような、不思議な傾斜構造物があった。
石垣の御影石と調和して、妙に味わい深い。
そして西隣には水神社。
この神社は、水害除け、災厄除けを願うものである。
海側のトンネルから抜けてきた時の景色が良かった。
5丁目、6丁目を西へ。
震災後にできた復興住宅である灘北第2住宅の高層棟の根本を西へ。
工事中の灘駅を眺めつつつ、もう少し西へ。
灘北通の西端は、天を突くような高層マンション。
その隣でプツリと灘区が終わっている。