あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
すっかり1ヶ月飛ばしてしまいました。
すみません、ボチボチですが、もうちょっと筆を執っていきます。
では…いつもの文体で。
公園から木製遊具が失われていく一方で、
その数を増やしている物がある。
大人向けの健康遊具だ。
あえて呼ぼう。あれは遊具だ。
「遊び」という言葉の意味から大人向け器具を考える。
・仕事がないこと
対象と想定されているような人物によって、
想定された使い方をされているところを見たことが無いように思う。
僕が公園を訪れるような時間にそういった人がいないだけだろうか。
仕事がないという観点から「遊んでいる器具」と見た。
・ゆとりがあること
使い方が分からないものが結構ある。
器具の横にピクトグラムが付けられていたりするのだが、
それでも分からないことが、ままあるのだ。
これは、とらえ方によっては使い方を限定しない、
つまり使い方にゆとりがあると言えるのだ。
・遊ぶこと
もちろん意味の上ではこれが本命。
そして、この健康器具を遊具と呼ぼうと思うゆえんだ。
公園の健康器具のメインユーザーは、実は子どもたちだ。
大人たちが使わないから、子どもたちは好きな時に好きなだけ使える。
どんな風にだって使えるから、子どもの発想を広げてくれる。
馬跳びは背が高すぎて子どもたちには飛べないけど、
誰が素早く上に立てるか競争遊びに使うことができる。
ぶら下がり器具は足が地面に着かないほど高い鉄棒だ。
木製で、安全で、子ども目線の遊具が設置されれば
そりゃ何より嬉しいのだが、
せめて遊びの多い器具が設置されればと思う。
子どもたちは自分たちの力でそれを遊具に変えられるのだから。