日陰に入ると涼風を感じられる季節になった今ではあるが、
まだまだ日差しは肌を刺すように痛い。
三連休が続く9月後半でも使える快適夏灘遊びをご紹介。
男の子を中心に人気のある遊びの一つが釣りである。
しかし、慣れない人だと踏み出すのが難しいレジャーの一つ。
どこで釣りゃええねん。
どうやって釣りゃええねん。
何を用意すりゃええねん。
子どもが海に落ちたらどうすんねん。
灘の力で一挙解決してしまおうじゃないか。
まずは道具。
子どもは釣れりゃフグでもサッパでも何でも良いのだ。
究極的には棒切れにテグスと針とミミズでも付けときゃいいのだが、
それすら面倒くさければ、まずは釣具屋にGo。
摩耶インター南のポイントで竿とリールがセットで1000円前後。
子どもの釣りにはこれで十分。
店の人に聞けば今釣れる魚や、それをねらうために必要な仕掛けや餌を
適当に見繕ってくれる。
僕らは釣り具一式を既に持っているので、
西灘小の西向かいにある「灘釣餌センター」さんで
ゴカイとレンガをいただいた。
こぢんまりとした、ご夫妻の温かみを感じるよいお店だ。
灘釣餌センターから灘浜への直線上にあの「山信」があるのだ。
行き先は灘浜緑地。
ココはトイレ・水道が有るので、便利。
岸壁には柵があるので子どもが落ちる心配もない。
夏の暑い時期、灘浜大橋が作る大きな日陰が有り難い。
それでも暑さに子どもがへたってきたら、
灘浜サイエンススクエアに逃げ込める。
これほど子どもの釣りに適した場所は日本全国探しても
そう見つからないのではないだろうか。
都賀川河口付近。ボラは跳ねることがあるので面白い。
子どもたちが釣り糸を垂らしていると、
よく日に焼けたおじさんたちが時々ひょいっと寄ってきてくれる。
ネイティブな方々なので、このへんの魚事情に詳しい。
これはカマスの子やな、と教えてくれたおじさんは、
極太のテグスと疑似餌でタコを一本釣り。
スズキとおぼしき特大魚を釣り上げて、
外道だと言わんばかりに投げ捨てる人も。
おじさんがタコを釣った時には子どもたちの歓声が。
今回は潮回りが悪く、2時間粘ってカマスの子とボラの子とハゼのみ。
これまでにはボウズの日もあれば、サッパが入れ食いの日もあった。
サヨリがたくさん釣れた美味しい日も。
日により季節により違う顔を見せる海。
親切な釣具屋と気ままな釣り人、豊かな海という灘の力を借りて、
たくさんの灘っ子たちに灘前の釣りを楽しんでもらいたい。
フグ
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Trackback by 海の生物 — 2007年10月10日(水曜日) @ 11時56分28秒