学童のおやつで時々アノタニ商店さんのお世話になっています。
ダシ素材を取り扱うお店で、煎り子や厚めの削り節を買っています。
かつお節を削るトコを見せていただいたり、昔話を聞かせていただいたりと
子どもの社会べんきょーにもご協力いただいています。
ダシを取るときには頭とワタを取って使う煎り子ですが、
食べるのが目的なので面倒くさい作業はパス。
尾頭付きでガシガシいただきます。
美味いんですよ!これが。
灘の生一本あればナンボでもイケまっせ!(ぉぃ)
肴魚をおやつに出して子どもたちは食べるの?って思われるかもしれませんが、
ココのは美味しいですからね、結構人気あります。
稀に混在している魚を探す「レアもの探し」をしたり、
魚たちの末期の表情を並べて劇をしたり、(不謹慎)
既製品には無い楽しみ方ができるのも魅力です。
先日煎り子が入った袋を覗くと、魚の頭がすっかり無くなっていました。
「誰や〜、頭を取ったんは。ちゃんと頭まで食べるんやで〜。」
「捨ててへんで〜。」
と、したり顔の男の子。
「こないだ頭の取り合いしてん。」
どうやら僕が不在の日のおやつにヘッドハンティングが行われたようです。
そういや頭を食べるの渋る子がいたので
「青魚の頭にはEPAやDHAがたくさん含まれてて、頭が良くなるんやで〜」
「中国では足をケガしたときには動物の脚を食べるんやで〜。
頭を良くしたければ頭も食べんとな〜。」
と、殺し文句を並べたっけな。
薬じゃないんだから、リニアに効くもんじゃないんだけどなぁ。
ま、そんなコト関係なくただ我先に頭を取る遊びをしただけかもしれませんが。
子どものすることって時に残酷だったり極端だったりしますが、
そうやって大きくなっていくんですよね。