期待に胸ふくらませ、いざ杣谷へ。
イノシシに穴を空けられたフェンスを横目にひた登る。
二つめの堰堤手前で崖に向かって垂れ下がるミツバアケビを発見。
ハイカーのおやつはいつも取れないところに残っている。
落ちてもいいから取ってきて…って無茶言うな。
堰堤を越え、広場に出た。
お天気に恵まれ続けたため、西からの支流は干上がっている。
そんな中でも野草は力強く、子孫繁栄に励んでいる。
オナモミやセンダングサで雪合戦ならぬ種合戦。
くっつき虫たちの翌年の繁茂に貢献。
ヌスビトハギは後で処理が大変だからやめてくれ〜。
飯ごう炊さんポイントに着いた。
視界を飾る美しいハゼの紅い葉、
掻き分けるように垂れる実からは、蝋燭を作れるらしい。
おっと、気安く触っちゃいけないぞ。
見た目は美しくともウルシ科だ。
ここでも小振りのアケビをたくさん発見!
と思いきや、全部とうに開ききって鳥のエサになっていた。
人間の分も残せーと叫んでみる。
しかし、ここの株にはハイカーも気付かなかったか。
この穴場、来年こそは。
ホッと一息昼食後、実りを求めてまだまだ登る。
3つめの堰堤付近でムカゴを発見。
数個じゃ食べるにゃ寂しいし、持って帰ってどこかに埋めるか。
子どもたちは松ぼっくりにご執心。
われ先にと競い合うほど荷物が増える。
第四堰堤の手前で一休み。
ここらでブログも一休み。