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2007年9月28日(金曜日)

残酷な遊び

カテゴリー: - WACK! @ 19時43分10秒

今のブームはカマキリだ。
家に飼っているカマキリの数を自慢し、
毎日餌のバッタ取りに奔走している。
イナゴが稲を食い尽くすように、
空き地のバッタは子どもたちに狩り尽くされてしまった。
お出かけの先で見つけたカマキリは必ず拉致され、
強制見合い婚をさせられている。
オオカマキリとハラビロカマキリの異種間交配は
実現してしまうのであろうか。

今のブームと書いたが、
子どもたちの遊びには恒常的なものと
流行性のものがある。
ここ数年、カマキリは「怖いから触れない」虫の代表だった。
しかし一度火が着くと、恐怖心をも凌駕してしまう。
ま、克服できない子も女の子を中心にたくさんいるのだが。

カマキリの火種は餌やりにあった。
生きたままのバッタをカマキリに押しつけると
カマで挟んで遠慮もなく食べ始める。
その従順さ(食欲に忠実なだけ?)に愛着を感じる。
同時に、生きたまま食すという事の残酷さ、
それをさせている事への軽い罪悪感。
ダメと言われていることをついやってしまう感覚に似ている。

カマキリ食事中
バッタを二匹も押しつけられたカマキリ@灘丸山公園
局部は自主規制(しかし、その方がイヤらしい)

バッタには申し訳ないが、こういった体験を子どものうちにするのは
実はとても大切なんじゃないかと思うのだ。
生物の生き死にと食事という切り離せないものが
切り離されてしまっている昨今。
人間が食物連鎖の中にいる以上逃れられない原罪を
感じずに過ごしている子どもたち。
彼らがカマキリの姿に自らを投影できる日が来るかもしれない。
今すぐではなくても。

こういう遊びをしている子どもたちを注意深く、
しかし暖かく見守っていこうと思うのである。


2007年9月14日(金曜日)

夏の灘を遊ぶ 第4弾

カテゴリー: - WACK! @ 19時26分46秒

日陰に入ると涼風を感じられる季節になった今ではあるが、
まだまだ日差しは肌を刺すように痛い。
三連休が続く9月後半でも使える快適夏灘遊びをご紹介。

男の子を中心に人気のある遊びの一つが釣りである。
しかし、慣れない人だと踏み出すのが難しいレジャーの一つ。

どこで釣りゃええねん。
どうやって釣りゃええねん。
何を用意すりゃええねん。
子どもが海に落ちたらどうすんねん。

灘の力で一挙解決してしまおうじゃないか。

まずは道具。
子どもは釣れりゃフグでもサッパでも何でも良いのだ。
究極的には棒切れにテグスと針とミミズでも付けときゃいいのだが、
それすら面倒くさければ、まずは釣具屋にGo。
摩耶インター南のポイントで竿とリールがセットで1000円前後。
子どもの釣りにはこれで十分。
店の人に聞けば今釣れる魚や、それをねらうために必要な仕掛けや餌を
適当に見繕ってくれる。

僕らは釣り具一式を既に持っているので、
西灘小の西向かいにある「灘釣餌センター」さんで
ゴカイとレンガをいただいた。
こぢんまりとした、ご夫妻の温かみを感じるよいお店だ。

山信前を通る
灘釣餌センターから灘浜への直線上にあの「山信」があるのだ。

行き先は灘浜緑地。
ココはトイレ・水道が有るので、便利。
岸壁には柵があるので子どもが落ちる心配もない。
夏の暑い時期、灘浜大橋が作る大きな日陰が有り難い。
それでも暑さに子どもがへたってきたら、
灘浜サイエンススクエアに逃げ込める。
これほど子どもの釣りに適した場所は日本全国探しても
そう見つからないのではないだろうか。

ボラの大群
都賀川河口付近。ボラは跳ねることがあるので面白い。

子どもたちが釣り糸を垂らしていると、
よく日に焼けたおじさんたちが時々ひょいっと寄ってきてくれる。
ネイティブな方々なので、このへんの魚事情に詳しい。
これはカマスの子やな、と教えてくれたおじさんは、
極太のテグスと疑似餌でタコを一本釣り。
スズキとおぼしき特大魚を釣り上げて、
外道だと言わんばかりに投げ捨てる人も。

タコ釣りのおじさんと
おじさんがタコを釣った時には子どもたちの歓声が。

今回は潮回りが悪く、2時間粘ってカマスの子とボラの子とハゼのみ。
これまでにはボウズの日もあれば、サッパが入れ食いの日もあった。
サヨリがたくさん釣れた美味しい日も。

日により季節により違う顔を見せる海。
親切な釣具屋と気ままな釣り人、豊かな海という灘の力を借りて、
たくさんの灘っ子たちに灘前の釣りを楽しんでもらいたい。

釣り竿と船


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