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2007年8月31日(金曜日)

夏の灘を遊ぶ 第3弾

カテゴリー: - WACK! @ 11時03分56秒

灘っ子の夏、終盤最大の山場は疑う余地なく地蔵盆であろう。
小学生の自転車が市中に溢れ、
甚平さんを着たちびっ子がママに手を引かれて歩いている。
この街にはこんなにも子どもがいたのか。
六甲道周辺と見紛うほどの子どもっぷりである。

畑原ミニ地蔵盆

お地蔵さんに手を合わせ、無病息災を願う…
わけもなく、「DSのソフトをください」などと、
サンタと勘違いしているような願いを重ね回っている子どもたち。
お地蔵さんは子どもたちを守ってくれているんやと教え諭す。
日頃忘れがちな感謝の気持ちを少しでも抱いてくれるといいな。

祈り

普段通らないような小径で、
普段合わないような地域の人とのコミュニケーション。
子どもたちが街を知り、子どもたちを街が知る。
これって子どもたちが地域で安全に過ごすのに必要な事じゃないか。
祈りは通じるようにできているのだ。

灘親に一言だけ物申す。
車で回るのはやめなさい。


2007年8月17日(金曜日)

夏の灘を遊ぶ 第2弾

カテゴリー: - WACK! @ 08時00分00秒

日本キノコ協会主催のキノコ定点観察会に参加してきた。
そう、福住通の"ギャラリーきのこ"を運営している団体だ。
夏休み直前のある日たまたま前を通りかかった時、
吸い込まれるようにフラリと立ち入り、
毎月このイベントが開催されているのを知ったのだった。

定点観察の場所は修法ヶ原。
本部とギャラリーがナダにありながら
観察場所が非ナダであるのが残念である。

集まっているメンバーはいかにもキノコ好きそうな方々ばかり。
準備万端な方々に囲まれて、軽装かつ軽いノリな子どもたち。
異色な集団が出来上がったところで、修法ヶ原池へ出発した。

きのこ観察中
キノコ観察中

あれもキノコ?これもキノコ!な勢いで色々採れる。
キノコな大人たちの「おーい、こっち来てみ」で群がる男の子たち。
とにかく我先に、とにかく袋に詰め込む。
女の子たちは控えめに、そして贅沢にも綺麗な物を選りすぐって採っている。
こういう時にも性格が出るもんだ。

ホウキタケやったっけ?
ホウキタケやったっけ?

タマゴテングタケモドキやったっけ?何せ毒キノコ
タマゴテングタケモドキやったっけ?何せ毒キノコ

池の周りの遊歩道をキノコを探しながらぐるりと2時間ほど。
採れたきのこはみんな集めて同定してもらう。
リーダー格のおじさんはすごい。
ちょっと見ただけで大体種名を言い当ててしまう。
素人には立ち入れない世界だ。

採れたキノコの一部。まだ倍以上の数がありました。
採れたキノコの一部。まだ倍以上の数がありました。

そして、キノコの解説。
キノコが倒木や枯れ葉を分解するから自然が守られているんだということ、
毒キノコの見分け方の言い伝えはアテにならないということ、
キノコの形や特徴による分類。
難しい話になると子どもたちは一人二人と離れていく…。
一方で、引率の大人は真剣そのもの。
ま、いつだってこんなもんだ。

採ったキノコは食べてナンボ。
なのだが、この時期はあまり適食なキノコは採れないようだ。
三大猛毒キノコのうち二つも採れてしまうほど毒キノコはたくさん採れたが。
「美味しいよ」というキノコを一つだけもらって帰り、料理した。

マツオウジの煮付け。美味なり。
マツオウジの煮付け。美味なり。

子どもたちにとって、実体験を伴った食というのはとても重要である。
自分が採ったもの、自分が作ったものは大人的には意外な物でも食べてしまう。
子どもの味覚なんてそんなものだ。

ちなみに、この定点観察会は3月から11月までの毎月第一土曜に
修法ヶ原で行われている。
誰でも参加可能なので、興味がある人はギャラリーきのこに一報入れて、
朝の10時に修法ヶ原の駐車場に集合しよう。

そして、ナダで採れた不思議なきのこはギャラリーに持ち込んでみよう。
「持ってきてくれたら同定するよ」とおっしゃってくれた。
キノコは思いがけないところで見つかったりする。
その出会いを上手く、そして美味く活用したいものだ。


2007年8月3日(金曜日)

夏の灘を遊ぶ 第1弾

カテゴリー: - WACK! @ 22時43分58秒

もう夏休みも中盤、8月に入りました。
子どもは遊んだ分だけ成長するんです。
たくさん遊ばせなきゃならんとです。
遊ぶ側も遊ばせる側も必死です。
がんばるぞー。

杣谷川1

まずはこの場所をご紹介。
都賀川を遡り、篠グラ南で西の杣谷川へ。
杣谷川を左手に見つつまだまだ山手へ登る。
同朋学園が見えたらあともう少し。
袋小路にある大豪邸。
その脇にある石畳の階段を降りてください。
そうして着いた先にはここは灘区?な風景。

ここには原っぱと砂地の川底が残っているのです。
川の中にはヨシノボリやカワムツ、ヤゴにカニが。
川辺にはバッタや蝶やトカゲや時にはハチが。
子どもたちに感じさせたい自然な環境に溢れています。

堰堤付近まで行けば、水深は腰の高さくらいあります。
生活排水なんかの心配がないので、泳ぐのも可能。
(飯ごう炊さん排水の心配はありますね。)
実に気持ちいい!

杣谷川2
 
地元の子どもたちには有名なスポットなようで、
学童っ子以外にもよく遭遇します。
あんまりたくさんの人が訪れてもちょっと困っちゃいますが、
お手軽に自然豊かな川遊びを楽しみたい人はぜひ寄ってみてください。


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