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2007年7月20日(金曜日)

子どものためなら!

カテゴリー: - WACK! @ 08時00分00秒

昨晩の見立てでは台風一過の青空が広がるはずだった。
準備の時も、すっきりはせずとも時折日の差す天候だと思っていた。
謀ったかのように開始に合わせて土砂降る雨。
それでも楽しみしていた子どもたちの勢いは止まらない。

今年で4回目を迎える「みのおか夏まつり」は
美野丘小の保護者を中心に、学校の先生や地域の人など
有志が集まって行うお祭りである。
地域の団体としてウチの学童も出店させてもらっている。
回を重ねる毎に円熟しつつあるこのお祭りは、
子どものためを思う篤い人たちの熱い思いの結晶だ。

連日坂の上の学校に通い、準備を重ねてきたスタッフさんたち。
雨の場合の想定も抜かりなく行ってきた。
しかし、さすがに今日の急転ぶりには対応を焦ったはずだ。

スタートは切ってしまった。
多くの子どもたちが券を握りしめている。
こんなところで中止にはしたくない。
なかなか止まない雨はグラウンドに水を浮かべ始めた。
かなりの葛藤があったであろう。
雨の中遊びに来た子どもたちの相手をしながら
役員さんたちの決断を待った。

「遊びの広場は講堂へ移動します。各お店はこのまま続けてください。」
よし!そうこなくっちゃ。
たぶんみんなそう思っていたんじゃないだろうか。
悪天候の中でも楽しみにして子どもたちは来ているんだもの。
それに応えて思いっきり楽しませてやろうじゃあないか!

幸い雨は次第に小降りになっていった。
15時からみっちり3時間、途絶えることなく子どもたちは押し寄せ、
夏にしては低い気温も、雨に濡れた服も、気にする間はなかった。

一昨年までは強い日差しに消耗し、
昨年は最初から雨で講堂開催、
今年はこんな想定の難しい天候。
毎年お天道様には悩まされ続けているが、
子どもたちを思う気持ちはそんな悩みもはね除ける。
今年もいいお祭だった。
美野丘の皆さん、愛に溢れるお祭をありがとう。


2007年7月13日(金曜日)

浜で遊ぶ

カテゴリー: - WACK! @ 13時10分47秒

足元で大石川の力強い流れと押し寄せる波がせめぎ合う。
ほんの10メートル先にはボラがのんきに泳ぎ、海鵜が潜る。
目に映る灘浜大橋とケーソンに人間の営みを罪悪的に感じながら
しかし、そんな中でも生きている物たちの営みに感謝した。

そう、人間が棲み処である海辺を激変させた今も
一部の生き物たちは力強く生きているのだ。
それを肌で感じられるのが大石川の河口なのである。

大石川河口付近

海水浴場のように砂を入れたわけではない灘の浜は
引き潮の時だけその姿を現す。
そこには漬け物石くらいの岩が無数に転がっている。
よいしょと半分転がすと、出るわ出るわカニの群れ。
急いで捕らなきゃ別の岩に逃げ込んでしまう。
これを転がせ、あっちもよろしく、
次から次へと子どもたちにせがまれる。
きりがないのでセルフでよろしく。

ケーソンの隙間

ひび割れたケーソンの隙間。
徐に覗くと、カニがびっしり並んでいる。
手前には小さいカニが、奥には大きなカニ。
カニのコミュニティは弱肉強食のようだ。
子どもたちは必死に棒でつつくが、
ここのカニは中々捕れない。
子どもたちはひとしきりチャレンジしたら
再び岩の方へ戻っていった。

ケーソンの壁面は貝やヤドカリの宝庫。
数え切れないほどの貝がへばりついている。
無差別に捕獲すると、貝とヤドカリが半々くらいだ。
こちらはほとんど抵抗しないので、捕りたい放題。
触手を引っ込めたイソギンチャクもちらほら見られる。

全部カニ
 
こういう遊びの時、子どもたちはすばらしい集中力を見せてくれる。
黙々、黙々黙々、でかいのおった!、どれー?、黙々…。
入れ物がいっぱいになり、満足するまで続いた。

カニ相撲

みんなで集まって収穫を披露する。
そして、思い思いに遊ぶ。
カニ相撲(両方逃げる)、エサやり(食べるわけ無い)、ヤドカリ引っこ抜き(残酷)
それぞれの楽しみを満喫した。

灘に浜と磯を取り戻す。
僕の密かな野望である。
こんな楽しみが知る人ぞ知るではもったいないと思うのだ。
すぐ近くの製鉄所さんは環境教育に熱心だ。
どうだろう、敷地の一部を元の浜に戻してやってもらえないものだろうか。


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