遠足の帰りにカマンベールに寄ってみた。
オトナの店を子どもが賑やかす。
迷惑にならないかとヒヤヒヤする僕、
棚いっぱいのチーズに囲まれて
驚きを隠せない子どもたち。
試食皿に伸ばす無遠慮な手を軽くたしなめながら
味わって食べるよう声をかける。
柔らかクリーミーで甘いチーズはおやつにぴったり。
「買って!おやつにしよ!」
チーズ嫌いの子すらそう言う程の美味さ。
値段を見て冷や汗をかく。
こ、これはちょっと勘弁してくれ。
安めのチーズをおやつに買う。
ついでに白カビと青カビも。
いたずら心を発動、食べさせたらどんな反応するだろうか。
帰り道で気持ちに火を着ける殺し文句を並べる。
「これ食べられたらオトナやけどな〜。たぶん君らじゃ無理やろな〜。」
作戦は見事功を奏した。
二種類の反応。
「食べれるって!絶対大丈夫やからはよ開けて!」
「えー、ホンマ美味しいん?あかんかったら出していい?」
カマンベールとブルーチーズを皿に並べる。
かけらを口に含む。
「結構いいやん。」
え、みんな食べられますか。
予想以上の好反応。
好き嫌い克服にこんな作戦どうだろう?
◆カマンベール
http://www.cheese.gr.jp/