最近、中国にまつわるアヤシゲなニュースが世間をにぎわせております。
パクリ遊園地、豚まん事件、ウナギ事件などなど「儲かればなんでもあり」
的な事実が次々と伝えられております。
我が灘区の豚まんは信頼の品質でありますし、山信や居合のうなぎは信頼の
国産うなぎであります。ま、スーパーなどでつまらない偽物をつかまされ
ない限り、灘クミンにとっては他山の石なのでありますが、一度痛い目に
あったことがありましたね。
日中共同飼育繁殖研究で中国からやってきた、非運のパンダ
初代コウコウ君です。
タンタン嬢とのカップリングで灘っ子パンダを!
灘クミンだけでなく神戸市民の期待を一身に背負っていたわけです。
がしかし、驚くべき結末がまっていたわけです。
いわゆるコウコウ雌疑惑です。
「雌疑惑」って言い方もどうかと思うのですが、どうも男子ではなく女子
らしいと。つまりタンタンもコウコウも女子だったわけです。
「王子動物園でパンダのレズビアンショー」
ま、ある意味旭山動物園を超える企画だったわけです。
「どっちもオスだったら、王子町のゲイZOOとして売り出したのに〜
どんだけぇ〜!」
過激なショーで時代をリードした、灘が誇る○カマバー「鬼がわら」(永手町)
のママならきっとこう嘆いたに違いありません。
…ま、そんな話はともかく
「メスをオスと偽るとは何ごとぞ!灘クミンをなめるのもいいかげんにしろ」
「パンダストリートに名前を変えた灘駅前商店街の立場は!」
「パンダ音頭を作った灘区婦人会の面子は!」
「生まれて来た子どもに灘灘(タンタン)と名付けよう運動、を繰り広げて
いたメルマガnaddistの面目は!」
このように中国の大ボケ振りに怒れるクミンも多かったと思います。
そしてみんなに暖かく迎えられたコウコウちゃんは、ひっそりと中国へ強制送還
されたわけです。
彼…いや彼女は悪くないのです!
悪いのは間違えた人間なのです!
ナダタマ的には彼…いや彼女こそサポートすべき愛すべき灘アニマルだ!
「中国に初代コウコウに会いに行こうツアー」
「初代コウコウステッカー」
など初代コウコウに関わるイベント、グッズを作ろうかと考えていた矢先、
中国から衝撃的なニュースが入ってきました。
「雄として日本に贈られていたパンダ、双児を出産」(北京 9日 ロイター)
これって…
これって…もしかして
…コウコウのことだよね!?
灘区に住んでいたコウコウのことだよね!?
コウコウ、やっぱ女の子だったの!?
しかも、しかも双児産んだって!???
その真偽を確かめんと私は王子動物園に走ったのでした。
(つづく)
そんなことおかまいなしに笹をむさぼる二代目コウコウ