日本最高齢だ、長寿だ、婆さんだなんていわれている諏訪子さん。
いやまだ1943年生まれの64歳ですぜ。
象の世界に社会保険庁があるかどうかは定かではありませんが、
まだ年金もらえないんですぜ。
ということでZOOマニアでは諏訪子姉(ねえ)と呼ばせて
いただきやす。
その諏訪子姉、最近変化があったのをご存知ですか?
実は爪が短くなりました。
というのも、ずっと室内で過ごすことが多くなったので
爪がのび放題だったのです。
で、それが原因となって「爪周囲炎」という皮膚の炎症を
おこしたりしていたのです。
これが見た目にも痛々しいし、諏訪子姉もさぞや憂鬱だった
でしょう。
で、若いズゼやマックなら「さあ爪切りましょうね〜」と
なるのですが、
勝ち気な諏訪子姉、
「アンタなんかにゃ私の爪切らさないよ」
って感じで、許してもらえない。
飼育員氏は知恵をしぼりました。
掃除用のモップの竹の柄にノコギリを仕込んで
「モップ風爪切り」をつくったわけです。
それで「足元の掃除をさせてもらってま〜す」って感じで
諏訪子姉に近づき、キコキコと切ったわけです。
諏訪子姉の目線からしたら
「あら、お掃除ごくろうさま」って感じで、本人(象)、爪を切られ
ているとは思っていなかったようです。
それでも巨大な象の爪、切断には数日を要しました。
ともかく、見た目にもスッキリして、痛々しさもなくなった諏訪子姉
の足元を見てやってください。
子どもたちが寄ってくると必ずする、諏訪子姉の「キメポーズ」
知ってますか?
「耳をパタパタ、軽く鼻息、鼻を前に伸ばしながら、左足を上げる」
爪が短くなって、心なしか足の上がりもいいような。
そのとき小さくてもいいから声をかけてあげてくださいな。
「よっ諏訪子姉!今日も粋だねぇ!」