ナダタマアニマル選定を少しお休みして、王子動物園ができる前の
王子公園に思いを馳せてみたい。
ポートピアが開かれる30年前、大阪万博の20年前の1950年、
ここ原田の森で大規模な博覧会が開催された。いわゆる「神戸博覧会」。
この跡地にできたのが王子動物園だということを知る灘クミンは
すっかり少なくなってしまったが、後世に語り継がなければならない
史実である。
そのあたりの詳細については私が語るよりも、ナダタマ建築系ブログ
「灘建築夜話」担当のdr.フランキー氏がそのうち滔々と語ってくれるに
違いないが、まずはプロローグということで。
灘区で博覧会。
まずこの事実に驚かざるを得ない。
この神戸博はいわゆる万国博ではなく、貿易博覧会であった。
でも当時のパンフを見るとちゃんと外国館もある。
博覧会というと西の国や東の国からいろんな人が「こんにちは!」と
いいながらやってきて、お祭り広場で盆踊りなんかはじめちゃうのだが、
このお祭り広場にあたるのが「野外劇場」だった。
昭和52年まで動物園内に残っていたので覚えている方もいるかもしれない。
小学校の頃、勝手にステージの上に上がって「傷だらけのローラ」を熱唱したり、
神戸市消防局のブラスバンドの演奏が行われたりと、日比谷の野音を彷彿させる
灘区が誇る劇場であったが、現在ゴリラがいる放養式獣舎の建設に伴い取り壊された。
施設としては「杜の館(旧原田神社社務所、通称原田パビリオン)」とともに
神戸博覧会からの施設だっただけに残念だ。
しかし、園内をつぶさに観察するとまだ遺構を確認することができる。
王子動物園は神戸らしい、傾斜のある動物園。
北へ向かって坂道を上りつめると「北圜」の表示が目に入る。
少しレトロでなんとなくモダンなフォント。
ここが神戸博北園エリアだ。
ここからはさらに急なスロープであがるのだが、このスロープ
まわりは今でも神戸博当時の面影を色濃く残している。
この北圜は当時「海運ゾーン」で、東北館、九州館、帝国酸素館などの
パビリオンがあった。
今ではキリンが木の葉をほおばり、カンガルーがゴロゴロとねそべり、遠い目をしているダチョウがいる
王子動物園随一のアンニュイエリアだ。
50年前の神戸博の痕跡を見つけ、想像力を働かせ思いを馳せてみる。
こんな楽しみかたも王子動物園の通な味わいかたかもしれない。
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王子動物園の前身
幼少の頃より、家族で何かと出かけていた王子動物園。
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