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2007年1月29日(月曜日)

茶目子を選んだワケ

カテゴリー: - naddist @ 23時55分34秒

動物園に目的意識を持って訪れることなど滅多になくなった。
なんとなくぽわ〜んと訪れて、ぽわ〜ん動物を眺める。
というのが動物園での一般的な観覧行動であろう。
しかし、しかしである。
当企画「ZOOマニア」では、ナダタマアニマルを見い出し、かつサポートする
という明確な目的がある。
何を基準に選べば良いか?
園内で呆然と立ち尽くす私の脳裏に、王子ZOOでのとある記憶が甦った。

王子動物園写生大会。
そう、小学生の頃は王子ZOOでの写生大会というものがあり
「動物を描く」というノルマが与えられた。
動物をゆっくり見て楽しむ余裕などない。
とにかく「コイツ!」という動物を早急に選び、
そして描かなくてはならない。
毎年私の描く動物は決まっていた。たぶん6年間描き続けたと思う。
それは、カバの茶目子だった。
別にカバが好きなわけでもなく、茶目子が23頭出産の日本記録を
持っているからでもない。
下記のような様々なファクターがからみあいもつれあい、
茶目子が選定されたのだった。

まず写生の鉄則、モデルの動きがのろいこと。
たまにリスザルなど描いている友人もいたが、
正直「アホか」と思った。
そしてフォルム、色調が単純なこと。
たまにクジャクなど描いている友人もいたが、
内心「ダボか」と思った。

そして建物。
オリに入っている動物はオリがじゃまで観察しにくい。
その点カバは柵のみなので見やすい。
獣舎のデザインも重要な要素だ。
カバのフォルムが単純なだけに、背景の建物のデザインが悪いと
なんとも間抜けな構図になってしまう。
カバ舎のミッドセンチュリーなモダンデザインとグラマラスな
茶目子との組み合わせはまさにベストマッチだった。

水面も必要だ。
なんといっても「ドバ〜〜ッ」と塗ってしまえば、画面の半分は完成してしまうのだから。
私は「王子動物園カバ舎の池色」というオリジナル色の開発に成功し、
毎年それを塗ることで、徹底した省力化を図った。
またその配合を友人に教えて、かわりに一燈園の串かつをおごってもらう
という「世渡り」に目覚めた。

作業環境も極めなければならない。
メイン園路からゆるやかに分断されたカバ舎前の通路は、落ち着いて
製作に没頭することができた。大きな木陰は天然のパラソルになり、
水場も近く迅速な筆洗が可能だった。

これらの試行錯誤は作業効率だけでなく作品のクォリティにも反映された。
毎年神戸大丸で開催されていた、兵庫県小中高絵画展で数回の入賞も
果たした。こうして私は「茶目子描きのスペシャリスト(チャメカー)」
としての地位を確立していった・・・・・・・・。

そうだ、写生大会の動物を選ぶ感覚でナダタマアニマルを
スカウトしてみてはどうだろうか?

私は、ゆっくりと園内を歩きだした。   
                             (つづく)

↓バリアフリー化前のカバ舎

旧カバ舎

naddistプロフィール
灘クミン。神戸市灘区生まれ。地域倒錯型お楽しみ系超ローカルメールマガジンnaddist【灘区冒険手帳】発行人。座右の銘は「視点に延髄切り、記憶にパイルドライバー」。灘を離れるも震災を機に帰灘。「灘愛」を基本原理とするお楽しみ系地下活動セクト[naddism Edit.]設立。
[担当ナダログ]
私を市場に連れテッテ
灘道中膝栗毛


2007年1月22日(月曜日)

大人の動物園

カテゴリー: - calm @ 08時30分00秒

王子動物園をとことん楽しむ「ZOOマニア」。まずは、ナダタマがサポートすべき動物を選ぶところから始まります。ということでしばらくはナダログブロガーによる「動物選び」。トップバッターは王子動物園直近クミン、かつ子連れのナダロガーcalm氏です。それではよろしく(naddist)

こんにちわ、calmです。
動物園にはたまに行きます。
ユニバなどはそりゃ家族で行けば楽しいんでしょうが何かと高くついてたまりません。
その点、王子動物園は安上がりで子どもも大喜び。
さすがに小学生中学年ともなると一緒に動物園に行ってくれませんので
チビと嫁とでGo。本気で動物を見るのは何年ぶりだろう?

こうやってみると「観覧車」があるなんて立派な動物園だな〜。 

おなじみの入口のフラミンゴ。開園してすぐにはいったのですが、
朝は一本足打法がすくなかったです。昼から一本足になるんでしょうか。
トーク・トークの"It’S My Life"のPVが頭にすぐ浮かんできます。

 

孔雀はまったくサービス精神がありません。遠目では孔雀かどうかもさだかじゃありません。
しっかり羽根を拡げてほしいものですね。

朝っぱらからガッツガッツと食欲旺盛、人が見ていようが全く意に介さず。
必死なほどに笹を食べておりました。いや〜腹が据わってます。
もっと効率のいい食べ物を選べばいいのにと思う私は現代人ですね。

 

上がシロミミキジで下がミミキジ。クロミミキジにしてくれたら覚えやすいですね。

  

 

アシカ。なかなか可愛い顔して寝てます。
しかし泳ぎ出すと2mは超えそうなその巨体に圧倒されます。海では絶対出会いたくないですね。

シロクマは本当にデカイです。撮影したところからだいぶ離れていましたが
その大きさは充分に伝わってきます。おまけにパンダと違ってとても獰猛そうです。
気になったのはペアのシロクマとの距離です。20m以上はあったでしょうか。
3mの関係どころではないですね。

猿達。我々の親戚そうなのもいればリスみたいなのもいますね。

 

ギャング風な彼ら。悪巧みしてそうです。

怯えてるのかな?なんか可哀相になりましたが顔はとてもかわいいです。

 

カバは臭いです。とても堪えられません。しかしアマゾンではその糞が小魚達の
貴重な栄養源だとか。色んな栄養の取り方がありますね。

サイも臭いです。朝だったからでしょうか。とにかく寝てる動物が多かったです。
走って飛び乗ってロデオできそうな背中していました。

ダチョウ。なかなかいいフォルムしてます。マンガみたいですね。
足は恐竜の子孫であることを証明していますね。イカツイです。

ニホンジカ。かしこそうです。逆にこっちがウォッチされているようでした。

定番のキリン。後ろから見ると馬に似てますね。背中はなだらか過ぎて乗れそうにありませんが…
キリン目キリン科と書いてあったので馬とは親戚でもないんでしょうね。

  

全然うまく録れなかったニホンオオカミ。格好いいです。
可愛いです。犬のようで愛着が持てます。飼ったら平気で指の一本二本持っていくんでしょうね。

 

山嵐の背中は本当に凶器ですね。自然にこんな防御服ができるんなんて本当不思議ですね。
他の動物も近づけないでしょう、そりゃ。
スカンクに比べて防御の仕方が格好いいです。

 

フクロウ。目が前についている鳥。おじいさんのイメージがありますが
小ねずみなどを食べる肉食ですね。タフなじいさんですよ、まったく。

    

マナヅル。昔話しでもおなじみの美しい鳥。

ア○フラック!アヒル?これが結構かわいいんですよね。
水浴びが好きなようで清潔で綺麗です。本当に羽根が綺麗でした。

  

名実ともに一番お世話になっているニワトリ。格闘家の体はほとんどニワトリから出来ている
と言っても過言ではないでしょう。卵も朝からお世話になっています。感謝感謝。

 

そんな訳でこれはニワトリの鎮魂塔なんでしょうね。こんな所にあるなんて
全然知りませんでした。思わず手を合わせてしまいました。
みなさんも行かれた時は手を合わせて下さいね。

あと猛禽類、象も見たのですが他の方のネタのために割愛させていただきます。
これ以上は長すぎますしね。

いろいろ回ってナダタママスコットアニマルにいいと思ったのは数種類。
ライオンやゾウ・パンダはありきたりなのでダメですね。
…………….アヒル(まさかあれはガチョウなのか?)
違いの分かる方教えて下さいm(_ _)m

calmプロフィール
灘北通クミン。生まれも育ちも兵庫区という生粋の「ヒョウガー」だったが灘区に魅せられ震災後灘区へ移住。格闘技とラリーカールトンとコナモンを愛する、2児の父ナダロガー。
担当ナダログ:ナダコナ
http://www.nadatama.com/modules/wordpress6/


2007年1月15日(月曜日)

動物クミン化計画

カテゴリー: - nada @ 10時00分20秒

灘区には他区にないものがいろいろとありますが、
忘れてはならないのが動物園。
皆さんよくご存知の王子動物園。
灘区が誇るメジャーアミューズメントスポットです。
前身は昭和3年開設の諏訪山動物園ですが、
昭和25年に開催された日本貿易産業博覧会(通称神戸博)の跡地
灘区王子公園に、諏訪山から動物を移して昭和26年3月21日に
王子動物園として開園しました。
昭和な遊園地、昭和な食堂も魅力的なのですが、やはり主役は動物。
彼らも立派なクミンであります。

この王子町3丁目1番地のクミン達ととことんおつき合いしていこう
というのが当ナダログ「ZOOマニア」のコンセプトです。
もちろん漠然と動物紹介なんかしたってつまらない。
では、どうやって動物たちとおつき合いしていくか?
王子動物園には「動物サポーター」という制度があります。
ある「特定の動物」に個人や法人が出資しサポートするというもの。
この制度を活用し、灘区を楽しむめくるめくグローカルサイト「ナダタマ」で、
王子動物園の動物をサポートします。

つまり馬主ならぬ獣主になるのです。

サポートどころか、撮影会、お誕生日会、入園式、忘年会、結婚披露宴など、
もうこの際、徹底的におつき合いさせていただこう。
王子動物園から「勘弁してください」と言われるまでクミンぐるみの
おつき合いさせていただこう。
それをレポートしていこう。
斯様な企画でございます。

まずは約155種843頭(2006年5月現在)の中から、
ナダタマがサポートするのに相応しい動物クミンを
スカウトすることから始まります。

請うご期待

ZOOマニア


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