学童の指導員なんて仕事をしていると、
動物園に行く機会には恵まれているだろうと思われるかもしれないが、
実は年に一度行くか行かないか、である。
というのも、子どもたちを動物園に誘っても
「家でしょっちゅう行くからイヤや」
と返されてしまうからである。
大学で生物学を専攻していた僕としては
自分の能力を発揮できる数少ない場所なのに…と、もどかしく思う。
普段からちゃんと連れて行ってもらっていることを
喜ぶべきなのかもしれない。
さて、本題。
カメレオンとマダガスカル島が好きな僕の第一希望は
カメレオンの新規導入とそのサポートだったりするのだが、
無茶言っても仕方がないので園内を見回してきた。
あーん♪@旦旦ちゃん
食事時に通りすがれたのはラッキーだった。
飼育員さんの手からニンジンをもらう。
にらめっこ@諏訪子さん
新たに人が来るたび、鼻をもたげていた。
彼女なりの挨拶なのかもしれない。
高貴なお顔付きでいらっしゃる@ニホンジカ
王侯貴族な雰囲気を醸し出していた。
厳島の鹿とは大違いだ。
岩尾なお顔付きでいらっしゃる@カピバラ
フットボールアワーのね。
同じ顔がズラッと並んでいた。
そして哀愁@カピバラ
この一頭だけズラッと並ばずにいた。
大きな背中が小さく見える。
お父さん邪魔!って言われてそう@アカカンガルー
もはや野生を捨てている。
大阪のおばちゃん@オランウータン
どこかで会ったことある気がするんだよな。
もこもこ〜@コアラ
癒し系。
運良く起きてた。他の子はみんな寝てた。
たれっクマ@シロクマ
癒して欲しい系。
もう一頭は、いつ見ても歩き回っている。
専門の知識が全く活きていないコメントで申し訳ない。
目を付けた動物がcalmさんとかなり被ってしまった。
サポーターが付いている動物って結構いるんだということもわかった。
かねてからのお気に入り動物には大体既にサポーターが付いていた。
夜行性動物ゾーンで文字通り日の目の当たらぬ生活をしている動物に
スポットライトを当ててみるという趣向で
スローロリスなどいかがだろうか。
霊長目 ロリス科
スローロリス
Slow loris
Nycticebus coucang
バングラデシュからベトナム、マレーシア等南西アジアに分布。
夜行性でのろのろ動く樹上生活者。森林の生い茂ったところにしか生息しない。
ほとんど昆虫食で果実、ゴムや樹脂も食べる。
コアラのようなやわらかそうな毛並みに
これまたコアラのような穏やかでなめらかな動き。
大きなクリッとした目がチャームポイント。
ワニだボアだと硬質な爬虫類ゾーンを抜けた先で
ホッとさせてくれる存在。
ロリスとは道化師という意味だそうだ。
では写真でご紹介。
だってフラッシュ焚いたらダメなんだもーん。
オフィシャルHPの動物図鑑にもリンクが無い彼ら。
見たけりゃ現地に足を運んでくださいな。
WACK!プロフィール
西区に住まえど心は灘クミン。愛する灘区で愛する学童っ子たちと戯れる日々。生粋の神戸っ子だが、灘との関わりは大学時代から。貪欲な好奇心で浅い灘歴をカバー。得た知識でマニアックな灘っ子を育成する。心も体も灘区のものとすべく、安くてウマい物件を探索中。
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