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雨の日の摩耶山は(1)
投稿日時 2010-2-16 11:13:12
執筆者 nada
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摩耶山のリュックサックマーケットは12月〜2月は冬休みをいただいて います。この時期を利用して、懐かしいリュックサックな風景や、 これまでのリュック史をご紹介してまいります。
2006年4月15日。 第3回目で摩耶山リュックサックマーケットは早くも試練を迎えます。 灘区には「乙女心と摩耶の空」という言葉があります。 どちらも変わりやすいという意味ですが、特に春先は荒れやすい。 雨だけでなく実はあなどれないのが霧で、会場が完全にホワイトアウト し、出品物もしっとりと。 お肌にはうれしい「摩耶山モイスチャー効果」ですが、イベントと しては厳しいのではという判断で、泣く泣く前日に中止決定。 とまあ、通常のイベントとしては真っ当な判断をしたわけですが 3回目で早くもの中止、屋外イベントの難しさを実感したわけです。
で、その翌々月の6月17日の第5回目の開催。 朝7時、晴天の摩耶山を下から望み「晴れて良かったですね!」と 摩耶ケーブルスタッフに声をかけられつつ山上へ。 準備万端、あとは参加者を待つだけ。 やがて出店者の皆さんが続々と。 新聞掲載効果か、ついに70店舗を超えはじめたころ…
ゴロゴロゴロ…
…来たよ…来ちゃったよ、雷雲。 摩耶ロープウェーのスタッフがレーダーを見ながら 「…姫路と明石に大きな雷雲できてるなあ… あと10分ほどでパラパラ来ますよ…」
な、なに〜〜〜!
そして予想通り雨がポツポツと。 そして、ポツポツポツポツ あげくのはてに、ポツポツポツポツポツポツ もひとつおまけに、ポツポツポツポツポツポツポツポツポツ 「あずまや、あずまやに避難!」 摩耶山には「掬星台休憩所」という、大きなあずまやがありますが、 とりあえず避難することに。 雨の屋外フリマ。 中止すべきか、続行すべきか。 さあ、どうする。 普通は最悪の展開になるのですが、ここからが摩耶山、 そしてリュックサックマーケットの底力。 事態は意外な方向へ(つづく)
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