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摩耶山カフェの登場
投稿日時 2010-1-13 9:00:00
執筆者 nada
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摩耶山のリュックサックマーケットは12月〜2月は冬休みをいただいています。 この時期を利用して、懐かしいリュックサックな風景をご紹介してまいります。
当初、摩耶山リュックサックマーケット会場の片隅に「摩耶山カフェ」 いう小さなカフェがありました。 リュックサックマーケット発祥の地、芦屋川上流の高座の滝、 その近くにあるの大谷茶屋で「六甲山カフェ」として活動されていた カフェユニットのお二人に出店をお願いしたのです。 (ちなみに六甲山カフェの一人、船津さんは掬星台近くで働いていたこと もあるという元摩耶ガール) カフェと言っても大したしつらえはありません。 小さなポットとコーヒーミルだけ。 摩耶山はお隣の六甲山にくらべると、お茶を飲んだり食事をしたりする 場所が少ない山ですが、これは摩耶山が六甲山のように、居留地の外国 人や電鉄資本によってレジャー開発されてきた山ではなく、天上寺や修 験道を中心とした祈りの山だったことが大きく関係しています。 「摩耶山に上がっても喫茶店も何もないやん」 こんな声を良く聞きます。 何もないということは、逆にいろんな楽しみ方ができると考えることも できます。 レストランで食事して、○○を買って、次は○○に行って…といったよう な、ガイドブック的にお膳立てされた過ごし方ではなく、自分たちで 過ごし方を見つける。 例えばとっておきのお茶とお菓子を持って山へ上がって過ごす。 子どものころのように「今日は何して遊ぼ」といった具合に、それぞれ がワクワクする過ごし方を考える。 この野点感覚の小さな「山カフェ」が摩耶山リュックサックマーケット での過ごし方の大きな流れを形作っていくことになります。
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