阪急王子公園駅(私には西灘駅の方がなじみがあるのですが)
の東口南側、現在のクレーププラットムの隣の居酒屋の場所に蕎麦屋がありました。
　4〜5席のカウンターにテーブル一つ、オヤジ一人の小さな店でしたが本格的な手打蕎麦で笊蕎麦をはじめどんな蕎麦でも美味でした。亡くなった祖母は大きな出汁巻の入った出汁巻蕎麦が大好きでした。休みが不定期で｢お、今日はやってるラッキー｣と3時頃にもかかわらず入ったことがありました。
　厨房が狭いので蕎麦が打てず、2階で蕎麦を打って天井板をはずして釣紐のようなもので下に蕎麦を降ろすということでした。
　地震の頃まで店があったような気がします。店の名前と詳しい情報を御存知の方お教え下さい。

ツイッターに寄せられたtoorinukeさんの情報を転載します。
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「志ん富」ですね。あのつゆは最高に旨かった。出し巻き蕎麦が僕のお気に入りでした。いい材料が入った日にしか出さない天ぷら蕎麦は結局食べないまま…。
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ツイッターに寄せられた@kei1rouさんの情報を転載します。
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「志ん冨」だな！？出汁巻き蕎麦ハゲしく(ﾟдﾟ)ｳﾏ-!だったよ〜（￣〜￣）
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志ん富。。なつかしいですねえ。
私も出汁巻きそば、好きでしたが、ざるでそば湯も旨かったですねえ。午後１時を過ぎると濃厚になるそば湯が特に。。。
東京からこちらに来た、との話に「もりそば」ではないのですか？と聞くと「海苔を散らすだけで値段が上がるのはおかしい」ので「ざる一本です」と言っておられましたねえ。
あと「つけつゆ」が辛くないですね、と尋ねると「おつゆにどぶっと浸けて食べる方が美味しいでしょ」と、嬉しいお話も。

情報いろいろありがとうございます。
出汁巻蕎麦がそんなに有名だったとは知りませんでした。
他の店では見ない珍しい蕎麦でしたね。
食べておけばよかったと後悔しています。

20年ほど前に発行された『あまから手帖が勧める神戸うまい店100選』（1989年・あまから手帖社）に「志ん富　そば作り半世紀の名人おやじ　唸らせる、だしの深い味わい」と紹介されていました。
皆さんがおっしゃるように「出し巻きそば（650円）」が取り上げられています。
「そばの出汁にもムムツとうなった。昆布と本節の鰹で濃く引き、甘すぎず辛すぎずの味付けをする。コクがあって、上等のだしそのものの旨味が生きている」とのことです。