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カフェ・ド・パリ 「神戸牛の牛スジカレー」
カフェ・ド・パリ 「神戸牛の牛スジカレー」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   前回更新2011-3-17 16:00    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数6915  コメント数0    0.00 (投票数 0)0.00 (投票数 0)投票する投票する
●場所
篠原南町6(グルメシティ南グランビア灘東館)
●本日の昼食
神戸牛の牛スジカレー
650円
●コメント
家庭的な店のことを、よく「アットホームな店」と表現することがある。しかし接客が家庭的というのではく「本当に家のような店」というのがたまにある。かといって町家カフェのように乙にすました店ではなく「間違って知らない人の家に上がりこんじゃった」みたいな店。水道筋の東端、都賀川沿いのグランピア灘にある[カフェ・ド・パリ]は、そのおフランスな店名と逆ベクトルのたたずまいがチャーミングな喫茶店だ。ファサード左手には地球をバックにした宇宙飛行士の写真、右手のサンプルケースにはコーヒーカップだけが寡黙に並ぶストイックなディスプレイ。なぜかオーディオ用のスピーカーが設置されているが終始無音。手芸チックな「OPEN」サインがかかるドアを思い切って押すと、内部にはアットホームなランドスケーブが展開していた。ミレーの「落ち穂拾い」、「なにかサンフランシスコ的な絵」などのアットホームなピクチャーアイテム、カウンター上にアンニュイに並べられた食器類。ネタケースの中にコンサバティブに配置された栄養ドリンクがインテリアのアクセントになっている。カウンターの端っこで子どもが宿題やってようなド下町風のアットホームとは明らかに一線を画する「中の手アットホーム」な空気感。まさに隠れ「家」のような、この店のカレーが美味いという。神戸牛の牛筋をじっくりと煮込んだディープブラウンのルーは意外とスパイシー。そして牛筋は甘く柔らかい。「神戸牛じゃないとこの味がでないんですの」とママ。煮込みすぎると溶けちゃうそうだ。確かにこの上品さは神戸牛と言われると納得する。しかも650円。「みなさんお店に入りにくいとおっしゃるんです。そうは思わないけど。でもこのカレーのおかげで入ってくるお客さんが増えて…」。てらいのない自然体のたたずまい。なんでもないアットホームな喫茶店のカレーはアット驚くカレーだった。

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