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アルバムトップ : 洋食系 :  アンジョリーノ「チーズ屋さんの気まぐれピザ」

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アンジョリーノ「チーズ屋さんの気まぐれピザ」
アンジョリーノ「チーズ屋さんの気まぐれピザ」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   前回更新2010-7-10 19:43    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数5105  コメント数0    7.00007.00 (投票数 2)投票する投票する
●場所
烏帽子町2(国道2号琵琶町3交差点)
●本日の昼食
チーズ屋さんの気まぐれピザ
1280円
●コメント
「次は河原です」。当時はまだシルバー色だった阪神国道バスの河原バス停前にぽつりと「富士映劇」というピンク映画館があった。烏帽子中学に通っていた友人はいつもこのバス停を利用していた。つまり、「バスを待つ間に涙を拭くわ」と歌ったのは平浩二だが、ここではバスを待つ間『痴漢電車極秘本番』や『痴漢電車百恵のお尻』などの看板の前に佇むことになる。でもそんなことはおかまい無し、あれは見てはいけませんだとか、行ってはいけませんなどというなど言われなくても、ストリートを縦横無尽に駆け抜けられるのが、灘の浜っ子の心意気なのだ。富士映劇がなくなってもう何年経ったのであろうか?バス停の東にはチャーミングなチーズカフェができた。「お待たせしました」目の前に石窯焼きのピザが運ばれてきた。さすがチーズ専門店らしい濃厚なピザ。しかし各種チーズが渾然一体にならず、艶っぽい味、明るい味、深い味、1枚のピザなのに食べる所によっていろんなチーズの味わいが楽しめるのが面白い。そうだ、これこそこの街のDNAなのだ。住宅街にピンク映画館がポツンとある、かつての鹿の下〜烏帽子町の味わいそのもだと思った。均一でなく、かといって人為的なモザイク模様でもない、そんなフラクタクルな様相が灘の街を面白くしてきたはずだ。カフェ風に手書き文字でレタリングされたウィンドウから国道を眺めた。何も昔を懐かしむことはない。富士映劇はまだこの街にあったのだ。

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