| よしみ亭「本日のきらず御膳」 naddist 和食系 2009-12-31 10:32 友人に知らせる 8096 1 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 篠原南町7(旧西灘シネマ北 水道筋骨董通り沿い・毎週水曜日のみ営業) ●本日の昼食 本日のきらず御膳「本マグロのステーキ膳」 ・本マグロのステーキ オクラ豆乳ソース ・スモークチキンの卯の花のサラダ ・牡蠣エキスの炊き込みごはん ・白菜と豆富のスープ ・牡蠣しぐれ煮 ・卯の花クリームチーズ 750円 ●コメント 昔、紅白歌合戦を見ていて不思議に思ったことがある。なんで女が赤で男が白なのか。幼い頃、女尊男卑傾向の母方の姉妹、つまり伯母たちに赤い服を着せられた。おかげで女の子と間違われることも多々。赤が女っていうのは百歩譲っても、男の色が白ってのが解せなかった。むしろ白の方が女性色じゃないか?男はやっぱ黒じゃないか?いっそ赤黒歌合戦にすればいい。赤と黒、スタンダールみたい。岩崎良美も歌っているじゃないか「ああ赤と黒みたいな、ああ恋をしています」って。いい曲だったよな…岩崎ヨシミ…よしみ…あ、そうだ「よしみ亭」に行こうw。9月に水道筋デビューしたきらず料理の店は、毎週水曜日のみの営業なので12月30日で創業20日。週1の営業だからだろうか。週ごとに良い店になっていくのが分かる。水道筋の紳士淑女にも大分浸透してきた模様。今年最後のきらずランチは「きらず御膳」。「師走は本まぐろで」とマスターのよしみさん。ということで本マグロのステーキはオクラ&豆乳を使ったソースが秀逸。白菜と豆腐のスープも目からウロコ。やっぱり日本酒が欲しくなるが、仕事があるのでぐっと我慢。余談だが、この店は70〜80年代の歌謡曲の名曲がBGMとして流れていることがある。これが意外と灘の酒ときらず料理に合う。今度店名にちなんで岩崎良美の『赤と黒』をかけていただきたい。でも間違っても天童よしみの『大ちゃん数え唄』だけは…意外と合ったりして…
※2010年10月に水道筋4丁目に移転 |
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| 帰ってきた傾いた喫茶店・レードル「エビのクリーム煮」 naddist 洋食系 2009-12-22 11:49 友人に知らせる 4843 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 篠原南町7(旧西灘シネマ北 水道筋骨董通り沿い) ●本日の昼食 エビのクリーム煮(サラダ付) 850円 ●コメント 傾いた喫茶店こと「ミニ(後のレードル)」が常磐木の交差点にその威容を現したのは1969年。開業当初は厨房4人、ホール4人で多い時は1日1000人の来店者をさばいていたという。当時はまだファミレスもなかったのでカジュアルなレストランとして利用されていたのだろう。そのころから閉店まで40年間ずっと出されていたメニューが今回のイベントで復活した「海老のクリーム煮」だ。ハンバーグとともにミニの看板メニューだったという。「女性にはカレーよりこっちの方が人気あったね」とマスター。2尾の海老が泳ぐあっさりとしたベシャメルソースがオンザバターライス。ていねいに作ったホワイトソースの風味が口中から鼻に抜ける。ああ、この味この味!まさに70年代の味。母親が作ってくれた自家製ポテトチップのホワイトソースかけの味。三宮のそごうの地下にあったオリエンタルホテルの銀色のアルミホイルのトレイに入ったマカロニグラタンの味。一口食べると口の中に70年代が蘇る。やばい。頭の中にポールモーリアが、シバの女王が、イエスタデーワンスモアが、阪神電車の切符きりの音が鳴り響く!ああああ〜!…ふと我に帰るとそこは傾いた喫茶店ではなく水道筋の裏路地。ひょっとして…急いで外へ出て市電筋まで下りる。しかしそこには西灘劇場のゴジラのポスターも西灘シネマのポルノ看板もなかった。(次回の復活は1月です) |
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| サンドイッチカフェふっくら「ロコモコ」 naddist 洋食系 2009-12-14 19:04 友人に知らせる 9538 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 篠原南町6(東畑原市場) ●本日の昼食 ロコモコ 680円 ●コメント 昔から水道筋かいわいには「利きコロッケができるようにならないと一人前の水道筋者になれない」と言うことわざがある。利きコロッケとは店名を伏せてコロッケを食べて、どこのコロッケか見極められるということだが、これは「水道筋には一つとして同じ味のものはないのだ、そしてその違いが分かる者だけにめくるめく豊かさが訪れる」という教訓が含まれている。ところが利きコロッケなんてまだ序の口で、そのうち「利き焼豚」ができるようになる。そしてさらに「利き肉」ができるようになれば達人の域は近いと言われる。東畑原市場のサンドイッチカフェ「ふっくら」のハンバーガーのパテが変わったらしい。そんな噂を耳にした。肉を水道筋の市場モノに変えたという。これで正真正銘の「イチバーグ」になったわけだ。そのハンバーグを使ったロコモコがあるというのでそれを頂く。灘区でロコモコといえば六甲の「if」か常磐木の「レードル」のそれを思い出すが、水道筋でも食べられる。イチバーグに使用されているミンチがいい仕事をしているのがわかる。声高に自らのブランドを自己主張することもない。「食べてもらえればわかりますから」そんな控えめな肉のつぶやきが聞こえる。スーパーに行ってみるが良い。「○○牛」「○○地鶏」などといかに自らを売り込もうと派手なPOPや薄ら寒いキャッチコピーで声高にわめきちらす肉どもが多いか。市場の肉はそんな野暮なことはしない。そこには客と店との信頼関係がある。「食べてもらえればわかりますから」それが目に見えない市場クオリティなのだ。 |
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| 韋駄天「穴子丼御膳(蒸し)」 naddist 和食系 2009-12-9 11:46 友人に知らせる 4591 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 中原通4丁目(天神筋) ●本日の昼食 穴子丼御膳 ・蒸し穴子丼・穴子の肝・あんかけ出し巻き玉子・つみれ汁・香の物 1260円 ●コメント 小さい頃は魚が好きではなかったが、母親の実家が近かった板宿の市場やら水道筋の市場で売られていた焼き穴子だけは別だった。脂ぎったウナギよりも、凛としたたたずまいや香ばしい香りとほろ苦さが僕の心を虜にした。毎日駄菓子屋で駄菓子を買い食いしていたが、それは付き合い上いたしかたなく、本当はおやつも焼き穴子が食べたかった。でもカレーせんべいを美味そうに齧っている友人に「焼き穴子の方がうまいで」とは言えなかった。「ライダースナック」が「ライダー焼き穴子」だったら、カードだけ集めてスナックを西郷川に捨てる子どももいなくなるのにとも思った。そんなことを思い出していたら穴子が食べたくなった。穴子の名店、天神筋の韋駄天へ。数ある穴子ランチの中から昼飯らしく丼に。「焼きにする?蒸しにする?」とマスター。焼き!と言いかけたがあのフワフワの食感が脳裏をよぎったので蒸し。小鉢には穴肝と穴子の出汁でつくった出し巻き玉子。ふんわり蒸された蒸し穴はまるで極上のケーキのように舌にとろける、いや箸にとろけてしまう。そのはかなさはシャボン玉のごとし。灘区内では山信の特丼とともに「2大箸とろけ丼」と呼びたい。 |
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| どんぶりダイニングみねさん「ミニちゃんこ定食」 naddist 和食系 2009-12-4 8:12 友人に知らせる 6957 1 9.00 (投票数 1)投票する
●場所 水道筋6丁目(水道筋6丁目商店街) ●本日の昼食 ミニちゃんこ定食 ・ミニちゃんこ・ご飯・玉子焼・昆布 850円 ●コメント 昔は相撲が好きで、特に増位山が贔屓だった。兵庫県出身だからとか、歌がうまいからとか、男前だからとかそんなんじゃなくて「技のデパート」と称された多彩な技がカッコ良かったんだ。細身の増位山が相手に上手を取らせず、内掛けや上手出し投げで巨漢力士をコロコロすっ転ばしていたころ、灘区からも関取が誕生した。史上初の双子力士、岩屋出身の右近・左近兄弟。残念ながら灘区出身の双子横綱とはならなかったが、記憶にはしっかりと残っている。そんなことを昼前に考えていたら、ちゃんこが食べたくなった。六甲道のちゃんこの名店「清王洋」はもうないが、ルミナーダきらめく水道筋6丁目に「みねさん」があるじゃないか。みねさんは「丼のデパート」と称される、めくるめく丼メニューが自慢の店だが、冬季限定であの時津風部屋仕込みのちゃんこランチで食べられる。ふだんおかわりしないライスもワシワシと食べたくなるのはやはり熱々のちゃんこの魔力か。元関取のマスター特製のふわふわのつくねと野菜の旨味に軍配あり。さあこれで心も体もハァ〜どすこい、どすこい! |
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