| まんぷく「ラーメン」 esuke 中華系 2012-8-15 16:59 友人に知らせる 5635 1 5.33 (投票数 3)投票する
場所 原田通2(国体道路沿い) ●本日の昼食 ラーメン500円(セットは14:00まで100円引き) ●コメント 灘クミンの皆は、ラーメン食いたくなったらどこ行く? たろう?もっこす?神戸ラーメン?北海ラーメン? どこもそれぞれ違う味わいあるけど、俺はここの「まんぷく」がお薦め。 こういう真っ当なラーメン食わせてくれる店なかなかないんだ、灘もとい神戸には。 それが、こんな近くにあるってんだから! 純粋な味というか、昔懐かしの味というか、てらいの無い旨さというか。本物ですな。 イヤー、この店が灘区にあって本当良かった。
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| 水道筋カラピンチャ「本日のカレープレート」 naddist その他系 2012-6-30 21:49 友人に知らせる 7674 0 9.00 (投票数 4)投票する
●場所 篠原南町7(旧西灘シネマ北 水道筋骨董通り沿い) ●本日の昼食 本日のカレープレート ・カボチャのカレー・チキンのカレー ・ポルサンボーラ(ココナッツのふりかけ)・キャベツの炒め物 ・ナスの和え物・パパダン(揚げせんべい) ・キリパン(ヨーグルト&蜜) 900円 ●コメント 夏はなんでカレーなんだろうか?確かククレカレーかなんかのCMで夏=カレーという図式が刷り込まれたような気がする。でも「おせちもいいけどカレーもね」なんていうCMもあった。ま、広告なんていい加減なもんだ。それは置いといて水道筋ティダチチサロンの木曜枠に新しくカレーの店[カラピンチャ]がオープンした。日曜枠の[甘辛カレー]に続き2軒目のカレーショップということになる。しかも灘区初登場のスリランカカレー、食べ方もちょっと変わっている。まずごはんの周りにココナッツのふりかけやキャベツの炒め物、ナスの和え物、揚げせんべいなどいろんな具が添えられている。そこにカレーが少しかけられていて、それを韓国料理のピビンパのようにグチャグチャと混ぜご飯にして食べる。個人的には白いご飯が好きなので「カレーとご飯はあんまり混ぜない派」なのだが、ここのカレーはこのグチャグチャ混ぜが楽しい。凛と整った風情が乱れていく様子は官能的でもある。「奥さんいいじゃないですか」「ダメ、ダメだってば魚屋さん」「そんなこと言わずに」「アーッ!」なんてつぶやきながらかき混ぜると楽しい。そしてよく混ざったところを口へ。混ぜているにもかかわらず「私はココナッツ」「キャベツでおま」など口の中でそれぞれの主張があるのも愛おしい。そして店名の由来となっているカラピンチャ(カレーリーフ)の香りが鼻腔を爽やかに駆け抜ける。このスリランカカレーのグチャグチャ感は水道筋の市場あたり混沌感に似ている。マンションだらけの小奇麗な街では表現できない深みと奥行き、個性。水道筋はぐちゃぐちゃに混ぜて食べるスリランカカレーなのだ。店の前の通りを隔てた畑原市場がマンション化されという。そんなご飯とルーが分離したような街なんかいらない。
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| 韋駄天「穴子丼」 naddist 和食系 2012-6-7 9:48 友人に知らせる 9258 2 8.00 (投票数 1)投票する
●場所 中原通4丁目(天神筋) ●本日の昼食 穴子丼 ・穴子丼・香の物・味噌汁 990円 ●コメント 灘区の南北は大きく山の手、中の手、浜の手の3つに分けられる。山の手と浜の手の文化が混じり合う中の手はまだしも、山の手と浜の手の温度差は大きい。山の手の人は浜の手を嘲笑し、浜手の人は山の手を揶揄する。私が夜の酒場で酩酊の上放言する「摩耶ケーブル延伸構想」は、この灘南北問題を山と浜をつなぐことによって解消するための妄想だが、この秋、ささやかな社会実験が行われる。JR灘駅(岩屋口)と摩耶ケーブル駅をつなぐ南北アクセスバスが走る。このバスの役目は摩耶ビューラインへのアクセス向上と、山麓の住民が南へ下りて来やすいように、逆に南の住民に北に来てもらうように、その中間の水道筋商圏が賑わうようにという思いが込められている。まだルートは決定していないが、おそらく「えーっ!」と思うような道をバスが走ることになると思う。バスが走ったら面白い道の一つが天神筋だ。五毛天神と水道筋を一直線に結ぶ天神筋はきっと「バス映え」する道になると思う。などとワクワク考えながら歩いていると天神筋の穴子の名店[韋駄天]の店先に「穴子丼」の文字を見つけた。かつては御膳モノのご馳走ランチだけだったが、シンプルな丼メニューもあったので暖簾をくぐる。とにかくここの穴子はプリンプリンさが半端ない。その食感はAKBの大島優子を彷彿とさせる(すいません。あんまり知りません)。おそらくANG(アナゴ)総選挙があったら一位になるに違いない。そして肉質の甘さ。「サザエさん」のアナゴ君がここのアナゴを食べたら「マスオく〜ん、おいしいよ〜」と野太い声で絶賛するに違いない。それがお手軽な丼でいただけるから嬉しい。香ばしく焼き上がった旬の梅雨穴子を一口。プツンと表面が弾け、甘い肉汁がジュワッと口に広がる。すぐにご飯をワシワシ。至福口福の天神筋の昼下がり。「今食べな いつ食べるんや 梅雨あなご」by韋駄天マスター |
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| 武蔵「へれかつ定食」 naddist 和食系 2012-5-22 12:19 友人に知らせる 9082 1 8.33 (投票数 3)投票する
●場所 琵琶町1(WeLv六甲道西) ●本日の昼食 へれかつ定食 ・へれかつ・ライス・赤出し・香の物 1300円 ●コメント 今でこそ外食も灘区というパターンになってしまったが、子どものころは外食=ご馳走でやっぱり三宮や元町におでかけしたものだ。大衆食堂の雄、とんかつも三宮や元町ではご馳走で[む蔵][呂地]などのとんかつ専門店に行くのが楽しみだった。三宮センター街にあった[とんかつ 武蔵]にはよく母に連れて行かれた。父は[呂地]派だったが、母はヘルシーな海老かつのある[武蔵]がお気に入りだったようだ。ヘレ、ロース、海老の3種のみのストイックなメニュー構成、店内のエレベーターが俄然ご馳走感を盛り上げてくれた。そしてカウンターの中の板さんが、肉の塊に胡椒、小麦粉、玉子、パン粉を舞うようにまとわせていく立ち居振る舞いに釘付けになった。キャベツも千切りではなく角切り、彩りはラディッシュ、豚肉片入りの赤出し…そして、断面が水道筋の一燈園の串かつの4倍はあると思われるしっとりとしたトンカツ。とんかつ定食といえども決して安くなかったが、母はピアノ教室で働いたお金でご馳走を食べさせてくれた。忘れられない神戸の味だったが、震災後、センター街の武蔵は移転し、すっかり忘れてしまっていた。地車囃子がにぎやかな5月のとある日曜日に、六甲道で[武蔵]の看板を発見した。まさか、もしかしてあの武蔵が灘区に?と思いながら店内へ。メニューを見ると、ロース、ヘレ、そして海老かつが。武蔵だ。武蔵に違いない。そう確信しひれかつをオーダー。やがてあの懐かしい円筒状のとんかつが目の前に。付け合わせのキャベツだって四角いぞ!(ラディッシュはプチトマトになっていたが)赤出しには豚肉片と薄く銀杏切りされた人参と大根!まぎれもなく武蔵だ。そして白菜の漬け物まで40年前となんら変わっていないではないか!昼ビールを飲りながら胡椒のきいたかつをつまみ、記憶の中の三宮センター街へ思いを馳せる。そう武蔵の前は毛利マーク、ドンクのチーズカスクード美味かったな。帰り際に大将に聞くとハーバーランドにあった武蔵の支店が灘に移転したという。「おいしかったです。昔と変わらないですね」懐かしい味と思い出に浸りながら店を出ると40年前とはすっかり変わってしまった六甲道の街並が広がっていた。そうだ。今日は母の日か。六甲道の花屋でアジサイを買って実家に向かった。
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| なかちゃん「エビチリ焼きそば」 naddist 中華系 2012-5-10 10:40 友人に知らせる 6465 2 9.00 (投票数 2)投票する
●場所 水道筋3(灘中央市場内) ●本日の昼食 エビチリ焼きそば 730円 ●コメント V3という仮面ライダーを覚えているだろうか。イタリアの名車、ランチアストラトスを彷彿とさせるイタリアンカラーに身を包んだV3のデザインは衝撃的で、それまでの地味な1号、2号ライダーが時代遅れに見えた。なにより怪人達がステキ過ぎた。V3に登場する合成怪人は自然物と人工物を無理矢理合体させたというシロもので、これがかなりユニークだったのだ。カメ+バズーガ砲=カメバズーガなどはかわいい方で、テレビ+ハエ=テレビバエ、磁石+イノシシ=ジシャクイノシシなど強いのか弱いのか分からない即物的な異形の怪人たちに心を躍らせた。そして自分でも新しい怪人をつくって楽しんだ。ノコギリネコ、タコナイフなど、合成させるものの落差が大きいほど魅力的な怪人になった。灘中央市場にあったお好み焼き[なかむら]跡に、新店舗ができた。[なかちゃん]というお好み焼きにありがちな店名にも関わらず中華がメインという意外性。名付けて「鉄板中華」。鉄板+中華…それはV3の合成怪人に匹敵する蠱惑的な響きがある。元々某ホテル中華の料理人だったオーナーが、たまたま鉄板のある店で独立することになったのでこのジャンルが確立したという経緯もステキだ。分厚い鉄板の上にはスープが入った大きな寸胴鍋という風景も新鮮。V3的な「エビチリ焼きそば」を注文した。エビチリと鉄板焼きのそば焼がどのように融合するのか?焼き上がるまで水餃子をつまみながらワクワク待つ。中華麺ではなくそば焼き用の太麺を表面がカリっとするまでじっくりと焼いている間に、手際良くフライパンでエビチリをつくる。そしておもむろに振り返り鉄板の上のそばとエビチリを合体。「ジュワー!」エビチリのあんが鉄板の上に踊り、プリプリのエビが焼きそばの上に鎮座した。いや〜たまらん。中華料理が鉄板という舞台で新たな命を吹き込まれたように思えた。エビチリ+焼きそばはカメバズーガを越えた。 |
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