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第五兵庫楼西灘店「カレーライス」

第五兵庫楼西灘店「カレーライス」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   カテゴリー洋食系    前回更新2011-1-29 13:47    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数6621  コメント数1    0.00 (投票数 0)0.00 (投票数 0)投票する投票する
●場所
船寺通5(阪神西灘駅北)
●本日の昼食
カレーライス、中華スープ
520円
●コメント
現在全国で上映中の「その街のこども劇場版」には、灘区内にあるいくつかの何気ない店がスクリーンに登場する。その内の一軒が阪神西灘駅北、森山未來扮する勇治の「トラウマ地帯」にある中華洋食の「第五兵庫楼」だ。勇治同様「その街のこども」だったころ、たまに出前でここのチャーシュー麺を注文した。しばらくするとスーパーカブの軽やかなエンジン音とともにチャーシュー麺がやってきた。ステンレス製の岡持から、丼と小さな胡椒の袋が挟まれた割り箸などが手品のように出される。蒸気でぷっくりと膨らんだラップをはがすと湯気が上がり、幸せなな香りが鼻腔をくすぐった。第五兵庫楼のメニューでなかなか注文できなかったメニューが、中華洋食の真骨頂といってもいいカレーライスだった。「いつかは出前カレー」と思っているうちに、いつの間にか大人になってしまった。映画館のスクリーンに第五兵庫楼の黄色いテントが映った時、ふとカレーライスを思い出した。昼時、久しぶりに訪れると店内はほぼ満席、カウンターの中では3人のコック氏が忙しそうに鍋を振っている。やがて待望のカレーライスが目の前に。肉も野菜も煮込まれ切った、ストイックなルーがたっぷりと白飯を覆い尽くしている。脇に添えられた中華スープが嬉しい。鶏ガラのコクとスパイシーな辛さ。35年越しの出会いは、まぎれもなく「この街の味」だった。

CAFE LINK「ハムとクリームチーズのチャバッタサンド」

CAFE LINK「ハムとクリームチーズのチャバッタサンド」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   カテゴリー洋食系    前回更新2011-1-21 23:20    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数4906  コメント数0    9.00009.00 (投票数 1)投票する投票する
●場所
高羽町5(高羽小学校西)
●本日の昼食
ハムとクリームチーズのチャバッタサンド 850円
●コメント
高羽小学校近くのカフェ「LINK」で、お皿にちょこんと座った愛らしいチャバッタのたたずまいを眺めていると、ふとコッペパンを思い出した。コッペパン…なんてったって音がいい。はじけるようなリズム感、クロワッサンほど気取らず、食パンほど即物的じゃないネーミングがいい。「いなかっぺ」に通じる親しみやすさもいい。コッペパンと言えば給食。昼前になると学校の裏口に「西湖堂」のトラックが横付けされ、小さな生き物のようなコッペパンが搬入される。日によって大きさや焦げ目の具合が違った。そしてコッペパンには鯨肉のノルウェー風、春雨サラダ、筑前煮などいささかパンとは合わない和洋中様々な食材をはさんでしまう懐の深さもあった。「LINK」のチャバッタにはハムとクリームチーズがはさまれていた。サクサクでモチモチの食感が楽しい。「パスタと同じように扱えるんです」とマスター。なるほどパスタに近い味わい。パンの形をしたパスタなのか。店を出ると高羽小学校の校舎が見えた。今でも給食の献立にコッペパンはあるのだろうか?「あんぱん二つまめ三つ、コッペパン二つくださいな♪」というザッハリッヒカイトな絵描き歌は今でも歌い継がれているのだろうか?でもチャバッタを口にしてしまった僕は、もうコッペパンに後戻りすることはできない。あの西湖堂も倒産したという。さよなら三角また来て四角。冬休みが終わって少しどんよりとした高羽町の空には小雪が舞っていた。

麺道しゅはり『限定醤油らあめん」

麺道しゅはり『限定醤油らあめん」高ヒット
投稿者esukeesuke さんの画像をもっと!   カテゴリー中華系    前回更新2011-1-17 19:23    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数5804  コメント数2    7.00007.00 (投票数 1)投票する投票する
●場所
桜口町5(ウェルブ六甲道5番街 六甲ボウル上ル)
●本日の昼食
限定醤油らあめん 800円
●コメント
とうとう真打ち登場のしゅはり。灘区ではこの2、3年で多分一番有名ラーメン店となった。潮ラーメンという、塩ベースのラーメンで人気を集めている模様。大概行列、行列嫌いな僕が初めて行ってきました。
わー、ここは店主のオンステージだ。全ての動きが見える。

醤油ラーメン好きな僕は、限定のラーメンを食す。
皆、うんちく語りたくなるのだろうなぁ。

僕はそんな不粋なことはしない。ズルズル思いきり麺をすすり、スープをごくりと飲み。
ごちそうさま。
2010年は大体1〜2週間に1回のペースで醤油の種類が変わる限定醤油ラーメンをしていました。2011年はどんな展開するのか乞うご期待。

な也「みぞれあんかけ牡蠣うどん」

な也「みぞれあんかけ牡蠣うどん」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   カテゴリー和食系    前回更新2011-1-9 18:31    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数4914  コメント数0    0.00 (投票数 0)0.00 (投票数 0)投票する投票する
●場所
水道筋2(エルナード水道筋)
●本日の昼食
みぞれあんかけ牡蠣うどん 850円
●コメント
あんかけうどんは孤高だ。きつねを筆頭に月見、天ぷらなどのトップメニューの後塵を拝し、メニューのかたわらでいつも寂しそうに指名を待ち続けているようなイメージがある。そして「フン、なにさあのオヤジ、冬なのにざるうどんなんか指名しちゃってさ」と嘆く。でも、冬こそあんかけうどん嬢に限る。とりつくろった笑顔ではなく腹の底から体を温めてくれる包容力。あせって食べるとヤケドをする危うさもいい。ゆっくりと時間をかけるのがあんかけ嬢との楽しみ方だ。「でも最近のお客さんは、カレーばっかりなのよね…」なんでも最近は同じあん系のカレーうどん嬢に指名を持っていかれているらしい。そういえばカレーうどん専門店はあるが、あんかけうどん専門店は見たことがない。「あのコ達お行儀が悪いから、すぐお客さんのシャツとか汚しちゃうのよ、ハラハラして見てられないわ」なるほど、うどん嬢もうどん関係がイロイロと大変なんだ。「でもさ、アタシも今年はイメージ変えるの!見てコレ!」そう言うとあんかけ嬢は、うれしそうに丼を指差した。見るとぷっくりとたわわな牡蠣が5つ、あんの中に。「もちろん市場モノよ!」と得意げ。「香水も変えてみたの。わかる?」確かに生姜ではなくほんのり柑橘系の香りが。色っぽく変身したあんかけ嬢、「クラブな也」の冬の華となるか?最後にぽつりと「アタシ、カレーうどんには負けたくないの…」。ララバイおやすみ涙をふいて、ララバイおやすみ何もかも忘れて。

宇喜多「天ざる」

宇喜多「天ざる」高ヒット
投稿者naddistnaddist さんの画像をもっと!   カテゴリー和食系    前回更新2010-12-29 13:54    友人に知らせる友人に知らせる
ヒット数4715  コメント数0    10.000010.00 (投票数 1)投票する投票する
●場所
水道筋5
●本日の昼食
天ざる 1000円
●コメント
天ざるを食べていて疑問に感じたことはありませんか?天丼にしても牛丼にしてもご飯に盛られた天や牛が口の中で渾然一体となることで口福を感じるが、天ざるは違う。天ぷらと蕎麦が最後まで別モノなのだ。あたたかい天そばのように天ぷらがダシで崩れてフナフナになった衣を蕎麦と一緒にズルズルとすするような口福感が天ざるはない。「あなたは天ぷら、私はおそば」といった具合でもはや犬猿の仲、いや水と油といった具合。麺丼界ではきっと「天ざるって、仮面そばだよね」とか言われているのだろう。師走の水道筋5丁目に衝撃が走った。水道筋きっての天ざるの名店「宇喜多」が、向かいの「瀬戸寿司」の後を追うように今年一杯で閉店するという。行かねばなるまい、すすらねばなるまい。BGMのない店内で、天ぷらがピチピチとあがる音、そしてツルツルと蕎麦をすする音のアンサンブルに身を委ねる。「おにぎりは2人前どすか?」界隈では珍しい京ことばが静かなグルーブ感を生み出す。ツルツルというよりチュルチュルといった方が正しいかもしれない喉越しの良い蕎麦は、少し平たく一口ごとにハラりと食べやすいのが嬉しい。薬味がワサビではなくカンズリというのもソウルフル。そして衣がキリっと立ち、職人魂が感じられる天ぷら。奇をてらわないしっかりとした仕事が蕎麦と天ぷらという別々の物を一体化させ「これぞ天ざる」という境地へと高めている。店内には別れを惜しむ水道筋者が次々と。水道筋で25年、今年の年越し蕎麦は宇喜多の天ざるで決めたい。
(2010.12.31閉店)

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