| かつ丼橋兵衛「かつ丼 並」 esuke 和食系 2011-3-9 19:44 友人に知らせる 5400 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 桜口町2(2号線沿い パニエとココスの間) ●本日の昼食 かつ丼 並 650円 ●コメント 男前のオールバック&髭の店主をL字カウンターが囲む。 食券購入しカウンターのスツールに腰掛ける。 そして、君は店主のダンスを目撃する事になるのだ! そう、それはまさにダンス。蝶のように舞い(カツを揚げる) そして蜂のように刺す(卵をときかける) 甘いタレは2度がけだ。 その間の店主の動きは踊っているよう。無駄な動きがいいのである。 味は至極まっとう。そして満腹。幸福感で後にする。 センタープラザの人気店吉兵衛との関連は不明。 どなたか調査よろしく! |
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| 橋「勝カレー」 naddist 洋食系 2011-3-4 14:11 友人に知らせる 5200 0 10.00 (投票数 2)投票する
●場所 千旦通3(神若線沿い 市バス千旦通3丁目バス停前) ●本日の昼食 勝カレー 900円 ●コメント 小学生の頃『プロ野球選手名鑑』という本を愛読していた。選手のプロフィールやエピソードが満載で、端から端まで丸暗記する勢いで貪り読んだ。江夏はサラダを洗面器1杯食べるとか、金田正一(古いな)は試合前に特製の鶏ガラスープを飲むとか。その中で「カツカレーは千葉茂が考案した」というのがあった。巨人にいた千葉茂がいきつけのレストランで「カレーにカツをのせてくれ」と注文してできたメニューらしい。カツは勝つに通じるので試合前によく食べたという。『プロ野球名鑑』はもうどこにいったかわからないが、今でもゲンを担ぎたいときカツカレーが食べたくなる。国道2号線沿い、隣がアダルトショップという通好みの立地条件、しかも居酒屋なのにカレーが有名という、街好きをワクワクさせる要素満点の灘南通の[橋]が突然千旦通に移転した。新店舗の外観は、以前の危うさ(いい意味での)は影をひそめていた…が、店内に入ってうれしくなった。カレーショップなのに「カウンターが鉄板」だった。店内には前店舗からの常連さんが続々と。開店祝いということでカツカレーを注文した。そう[橋]のカツカレーは「勝カレー」と表記され縁起がいいメニューなのだ。修行僧のように寸胴鍋をかき混ぜつつけていた先代から引き継がれ、「西灘の練りカレー」と賞賛されたストイックな濃褐色のルーも健在。「鉄板を使ったメニューも考えてるんです」とママ。「鉄板焼きカレー」への期待が膨らむ。いやお好み焼きにカレールーをかけた「カレー玉」なんか案外斬新かもしれない。ともあれ、新天地でもきっと愛されることだろう。ちなみにこの店のエビカレーは「ABカレー」と表記されるが、これだけはどういうときに食べればいいのか皆目見当がつかない。 |
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| CAFE TIMO「本日のベーグルランチ」 naddist 洋食系 2011-2-22 19:52 友人に知らせる 6347 2 9.50 (投票数 2)投票する
●場所 篠原南町7(旧西灘シネマ北 水道筋骨董通り沿い ティダチチサロン日曜枠) ●本日の昼食 本日のベーグルランチ ・ほうれん草とベーコンときのこ3種のベーグルサンド ・かぶのポタージュスープ・ポテトとサラダ付 680円 ●コメント パンでお茶漬けをするくらい(そんなヤツいないか)パン好きが多い神戸。初めてのおつかいが「近所にパンを買いにいくこと」だった神戸っ子も多いはず。元々居留地の外国人が持ち込んだと言われるパン食文化も、郊外地である灘区にもしっかりと根を下ろしている。喫茶店のモーニングでも「あそこのパンは○○のパン」というふうに、パンの仕入れ先まで言及される。水道筋かいわいにもパン屋が群雄割拠。バケットはここ、カレーパンはあそこなどTPOに合わせてパンを使い分けられるめくるめくパンライフが味わえる。どこも英字新聞でパンをラッピングするようなこまっしゃくれたハンシンカンな「ベーカリー」ではなく、生活に根ざした「パン屋」なのがうれしい。そんなパン激戦地の水道筋にニューフェイスが登場。といっても、パン屋ではない。摩耶山のリュックサックマーケットで人気の手づくりベーグルショップが山を下り、水道筋骨董通りの1日店長の店、ティダチチサロンの日曜枠にキュートなベーグルカフェ「CAFE TIMO」としてデビュー。リュックサックマーケット組では[kakke cafe]、[よしみ亭]に続き3店目。神戸のパンと言えばドイツパンやイギリスパンをイメージするが、小さいながらもみっしりとした質感、もっちりとしたベーグルの食感は、それらとは一線を画する。暖かくなったらテイクアウトして都賀川あたりで昼ワインもいい。2011年2月27日より グランドオープン。
(2012年1月に閉店しました)
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| ロンギー「野菜カレー」 naddist 洋食系 2011-2-8 13:12 友人に知らせる 5594 0 9.25 (投票数 4)投票する
ロンギー「野菜カレー」 ●場所 永手町4(フォレスタ1階) ●本日の昼食 野菜カレー 800円 ●コメント 「スタンド」は粋だ。だいたい「スタンド」という音の響きがいいじゃないか。バーほどすましてないし、スナックほ下卑ていない。スタンドで長居は無用、さっと飲む、さっと食べるのが暗黙のルールだ。しかし立ち食いやファストフードとは一線を画する。大きな違いはコミュニケーションの有無ではないか。○野家では店員とのコミュニケーションはないが、スタンドでは店主との会話がある。しかし決して冗長な会話ではなく短い会話が似つかわしい。フォレスタの扉を開けると、ふっとスパイスのいい香りに包まれる。六甲道で15年、扉もなければ壁もないカウンターだけの小さなカレースタンド「ロンギー」。「野菜カレーとヱビスビールください」。スタンド的にすっと座りさっと注文する。カレーを待っている間にすっと小皿が出された。「タマネギのピクルスです。ビールに合います」とマスターの短いコメント。ロンギーのピクルスはもはやカレーの付け合わせとはいわせないクオリティを誇る。冷蔵庫に並ぶ各種ピクルスには、それぞれ「大根の大ちゃん」「タマネギのタマちゃん」などと命名され、並々ならぬピクルス愛が感じられる。「ピクルスは手間がかかるんですよ」ピクルス談義は続く。やがてカレーとともに新たなピクルスが出される。今度はアチャールだ。深いコクと独特のスモーキーな風味が個性的なルーとの相性もいい。「ピクルスの通販しようと思ってるんです。でもここで買った方が安いですよ」と笑う。ここでは短いダイアログ(対話)とスパイスの香りが積み重ねられスタンドという空間が成り立っている。壁も扉も窓もないが、確実に居心地のいい空間が存在する。「ごちそうさまでした」スタンドに長居は無粋だ。さっと立ってすっと外へ出る。ピクルスの残り香がそっと鼻をかすめた。 |
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| 丸源寿司王子公園店「恵方巻」 naddist 和食系 2011-2-3 9:17 友人に知らせる 5834 0 9.33 (投票数 3)投票する
丸源寿司王子公園店「恵方巻」 ●場所 水道筋6(水道筋6丁目駅前商店街) ●本日の昼食 恵方巻き ●コメント 昭和4年に西灘村、西郷町、六甲村の三カ村が神戸市に編入され、2年後に灘区が誕生して80年。つまり灘区は今年で80歳ってことだ。旧村の名を冠した阪急西灘駅が王子公園駅に改称されてから27年たったが、西灘の痕跡はまだあちこちに残っている。マヤストリートの街路灯には「西灘商店街」の文字が、古くからこの地に店を構える銀行は王子公園支店ではなく「西灘支店」を名乗る。阪急の北にあった「西灘市場」の西入り口前で昭和38年に創業した丸源寿司、その後昭和44年に畑原市場に出店、王子公園駅前を流れる西郷川に架かる「西灘橋」のたもとの王子公園店では二代目が腕を振るう。どこでだれが作っているのかわからないコンビニ寿司や、ロボット寿司が増える中、自慢の手握り手巻きの持ち帰り寿司は、地産地消をモットーとするの水道筋人も納得の西灘のネイティブフードだ。節分にはみっしりと重い恵方巻(上巻)を求める西灘っ子も多い。今年は新しい試みとして豆まきイベントを行う。東畑原市場で寿司屋として創業した「新家」とのコラボレーションというのも興味深い。鬼を追い払ったあとは上巻きで福を呼び込もう。今年の恵方は南南東、西灘橋から神戸製鋼の煙突方向に向かってかぶりつき「西灘村」の旧正月を味わってほしい。謹賀新年。 |
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