| 食事処よしま「きつねうどん」 esuke 和食系 2011-5-22 19:22 友人に知らせる 5157 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 六甲町5(山幹六甲交番南) ●本日の昼食 きつねうどん 480円 ●コメント 店構えごっつ普通。値段もお手頃。 ところ狭しとタイガーズグッズで一杯。お!井川も新井もこの店来てるんか!写真がある。びっくりと言ったら失礼か。 風の家公園というの?あの広い公園でサッカーしたりした帰りはここで一服。 カレーうどんも美味しいらしいが、店を一番よく知ることが出来る「きつねうどん」を。 ダシ効いてますなぁ。おあげもフワフワ過ぎずベタベタすぎず。 安定した味と言おうか。 見渡すと野球帰りの社会人や、運動部学生たちが、カレーとうどん食ったりしてる。 体育会系の胃袋をこういう店が支えているのだなぁ。
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| さはら「黒毛和牛と旬野菜の焼肉セット」 naddist その他系 2011-5-4 16:03 友人に知らせる 5978 0 9.50 (投票数 2)投票する
●場所 赤坂通5(観音寺薬局東) ●本日の昼食 黒毛和牛と旬野菜の焼肉セット ・A-4赤身・焼野菜・厚揚げ・キムチ・スープ・ライス 1000円 ●コメント 後のまつり…ではなく、祭りの後の5月4日が結構好きだったりする。昨晩の春祭の熱狂と喧噪が一転し、ぽけーっと放心したような灘西部山手の空気が心地よい。いつもよりだらんとした昼下がりの天神筋を登る。両側の夜店は跡形もなく消え、照明用のコンセントが残り香のように垂れ下がる。しかし雑然とした感じはなく、きっちりと片付けられているのが好ましい。「久しぶり!」「いつまでおるん?」春祭に合わせて各地から帰ってきて、再会を喜ぶ灘っ子たちの嬌声も今日は聞こえない。上野だんじり小屋北、観音寺川近く、灘区随一の高緯度に位置する山の手の焼肉店[さはら]の店頭には、上野だんじりの「御花御礼」の札が誇らしげに揺れていた。あくびしているかのようにドアが開け放たれ、店内からはボサノバ。そうだ、祭りの後の焼き肉もいいじゃないか。下町のギラギラとした焼き肉店とは違う、アンニュイな山手感が今日の気分に合う。坂道を南北に歩けば、その日の気分に合わせていろんな街の味わいを楽しむことができるのが灘区の良さだと思う。黒毛和牛の焼き肉セットで昼ビールを飲る。摩耶山の新緑と午後の赤坂通の光で、A-4黒毛和牛赤身の色が一層冴える。そういえば、上野宮西会の会長が昨日の宮入で15年の任を終えたそうだ。お疲れさまでした。そして新しい担い手が灘のだんじりを守り続けてくれることを願いつつ。乾杯。 |
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| 明月園「魯肉飯」 naddist 中華系 2011-4-15 12:40 友人に知らせる 6441 1 7.50 (投票数 2)投票する
●場所 倉石通5(旧ハイジ上ル阪急上野踏切南) ●本日の昼食 魯肉飯 500円 ●コメント よくカレーライスをぐちゃぐちゃに混ぜて食べる人いますよね。あれダメなんです。牛丼のつゆだくなんてもう意味不明。いや、丼ものはきらいじゃないんだけど、基本的に白いご飯が好きなのです。なので、なぜ純粋無垢のご飯を汚すのか信じられない。でも、たまに心の中の悪魔が「ユー、やっちゃいな」ってささやくことがある。例えば石焼ビビンバ。純白のご飯が熱せられ、トッピングされた具がからだにまとわりついていく様子は官能的ですらある。なにかとてもイケナイコトをしている罪悪感がたまらない。[台北飯店]無き今、水道筋かいわいでは唯一レギュラーで台湾家庭料理が食べられる[明月園]にも、ワンコインで食べられる「イケナイメニュー」がある。各店秘伝の味が伝えられ「台湾に同じ魯肉飯はない」と言われる、台湾庶民料理の雄「魯肉飯」。角煮ではなく荒挽きミンチを使うのが明月園スタイル。カレー粉の風味が感じられる台湾醤油で甘辛く炊かれた肉と高菜、玉子焼きとレタスがオンザライス。これをぐっちゃぐっちゃかき混ぜるのですよ奥さん。なにかこう背徳的な感じがしませんか?真っ白なご飯が「あ…だめ…そんなことしちゃ」とかかすかな声を出しながら乱れていくわけですよ。真っ黒で肉汁したたるミンチが「いいじゃないか、米さん」とかいいながら渾然一体となっていくわけですよ。それが口の中でさらに…ああ…堕ちてゆく。アンニュイな灘山の手昼下がりにぴったりのランチではありませんか!奥さん! |
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| 俺の店。「モツじゃが煮定食」 naddist 和食系 2011-3-28 20:14 友人に知らせる 5928 1 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 中原通2(ノース水道筋) ●本日の昼食 モツじゃが煮定食 ・モツじゃが煮・味噌汁・ライス 500円 ●コメント 神戸港から艀(はしけ)が姿を消して久しい。1970年代までポートタワーの足下、メリケン波止場近辺には水面を埋める木の葉のように無数の艀が停泊していた。艀には居室があり、家族が生活を営む船もあった。 小学校のころ広島からやってきた転校生A君の家は海の上だった。そして1年ほどして彼は艀ごとタグボートに引っ張られて転校していった。短い間だったが「ハシケのA君」の印象は鮮烈に残っている。神戸の魅力はエキゾチックやハイカラなど、ツンとすましたカタカナ言葉で表されるような魅力だけではない。むせかえるような、エネルギッシュな、そして少し影があるような港町の体臭が「よそにはない」神戸の魅力を形作って来たはずだ。ポートピア以降、艀もなくなりすっかり小奇麗になった神戸は「よそにもある」ような街になってしまったような気がしてならない。神戸の「ミナトの味」というと、欧州航路のコックが伝えたビーフシチューなどのハイカラ系洋食が上げられることが多いが、水道筋で、懐かしい「B面のミナトの味」に出会えた。「物心つくのはドボンと海に落ちた時」と言われる船乗りの知恵がつまったソウルフードが「モツじゃが煮」だ。艀の上で暮らすため、船上で食用として鶏を飼い、さばく。その新鮮な鶏モツをジャガイモといっしょに煮込んだシンプルな船乗り料理。故郷で育った美味い地鶏から出る極上のスープが野菜にしみ込んだ滋味あふれれる逸品。「もつジャガ煮は爺さんの味がするねん」とマスター。広島地鶏の旨味あふれる味わいはワイルドであり、かつ上品。店内にはマスターの祖父が乗っていた艀の舵輪がさりげなく置かれていた。忘れられつつあるミナトのソウルフードが灘の街角にひっそりと息づいていた。 ※定番メニューではないので注意
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| カフェ・ド・パリ 「神戸牛の牛スジカレー」 naddist 洋食系 2011-3-17 16:00 友人に知らせる 6913 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 篠原南町6(グルメシティ南グランビア灘東館) ●本日の昼食 神戸牛の牛スジカレー 650円 ●コメント 家庭的な店のことを、よく「アットホームな店」と表現することがある。しかし接客が家庭的というのではく「本当に家のような店」というのがたまにある。かといって町家カフェのように乙にすました店ではなく「間違って知らない人の家に上がりこんじゃった」みたいな店。水道筋の東端、都賀川沿いのグランピア灘にある[カフェ・ド・パリ]は、そのおフランスな店名と逆ベクトルのたたずまいがチャーミングな喫茶店だ。ファサード左手には地球をバックにした宇宙飛行士の写真、右手のサンプルケースにはコーヒーカップだけが寡黙に並ぶストイックなディスプレイ。なぜかオーディオ用のスピーカーが設置されているが終始無音。手芸チックな「OPEN」サインがかかるドアを思い切って押すと、内部にはアットホームなランドスケーブが展開していた。ミレーの「落ち穂拾い」、「なにかサンフランシスコ的な絵」などのアットホームなピクチャーアイテム、カウンター上にアンニュイに並べられた食器類。ネタケースの中にコンサバティブに配置された栄養ドリンクがインテリアのアクセントになっている。カウンターの端っこで子どもが宿題やってようなド下町風のアットホームとは明らかに一線を画する「中の手アットホーム」な空気感。まさに隠れ「家」のような、この店のカレーが美味いという。神戸牛の牛筋をじっくりと煮込んだディープブラウンのルーは意外とスパイシー。そして牛筋は甘く柔らかい。「神戸牛じゃないとこの味がでないんですの」とママ。煮込みすぎると溶けちゃうそうだ。確かにこの上品さは神戸牛と言われると納得する。しかも650円。「みなさんお店に入りにくいとおっしゃるんです。そうは思わないけど。でもこのカレーのおかげで入ってくるお客さんが増えて…」。てらいのない自然体のたたずまい。なんでもないアットホームな喫茶店のカレーはアット驚くカレーだった。 |
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