| 力餅「肉入りカレー丼」 naddist 和食系 2009-8-6 18:08 友人に知らせる 5436 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 水道筋5(水道筋商店街) ●本日の昼食 肉入りカレー丼 680円 ●コメント カレー丼はカレーライス群に分類されるべきものなのか?丼類に分類されるものなのか?カレー丼を食べるたびにイソップの寓話を思い出す。鳥の一族と獣の一族が争っていたとき、コウモリは「私は羽があるので鳥です」といって鳥族に取り入り、「私は牙があるので獣です」と獣族に寝返った。やがてコウモリは鳥、獣の両方から嫌われたという教訓話は、まるでどっかの国の政治の話みたいだが。そんなことより力餅のカレー丼、だ。薄切りの牛肉と油揚げ、それをゆるやかにまとめあげるカレーあんはスパイシーなタカ派ではなくマイルドなハト派の味わい。決して声高ではないが控えめな主張が感じられる。そして特筆すべきは力餅のカレー丼にはちゃんと「肉入り」という表記があることだ。この肉入り表示という丼コンプライアンス。「少子高齢化社会を迎え、我々はカレー丼に肉を入れます」という、当たり前のことを当たり前に宣言するマニフェストの存在が実に清々しい。そして脇には「おすまし」が奥ゆかしい秘書のようによりそう。灘区も熱いランチ選択の夏が始まった。力餅は、弱者切り捨てのFCチェーン店系コナモノ党とメシ屋党による、2大ランチ制に一石を投じてる存在であって欲しい。地域に根ざしたリベラルな灘区保守本流ボランタリーチェーンとして水道筋の平和につくして欲しい。そんな思いでこの夏は力餅の肉入りカレー丼君に一票を投じたいのであります。
|
|
| レストランパブロ「ペケーニョランチ」 naddist 洋食系 2009-8-2 16:44 友人に知らせる 6118 0 9.00 (投票数 2)投票する
●場所 倉石通3 ●本日の昼食 ペケーニョランチ ・イワシのアーモンドフリット・トルティージャ・野菜のクレイシー 1500円 ●コメント 「とれとれのてて噛むイワシやで〜」まだ美しい砂浜が残っていた頃の灘浜の手では、夏になるとイワシ売りの口上が聞こえた。子供の頃、すでに砂浜もイワシ売りの声もなくなっていたが、祖父から聞いていた「テテカムイワシ」というイワシが本当にいると思って、図鑑を調べたがどこにも載っていなかった。とにかくテテカム(=手を噛む)ほどイキのいいイワシは灘の名物で、新在家や大石の浜では取れたてのカタクチイワシを釜でゆでて干す光景も見られた。こうしてつくられた灘の煮干しは高品質のブランドだったのだ。盆が近づき灘の市場にもイワシが並びはじめると、水道筋の隠れスパニッシュ、パブロにも夏イワシのメニューが登場する。脂ののったイワシにアーモンドの衣をつけてカラリとフライしたサクサクのフリット。そう、アーモンドも灘浜の手の隠れた名産であることは言うまでもない。灘の食材イワシとナッツを使った夏のテテカムランチには冷たいサングリアが良くあうはずだ。 |
|
| ゆずや「日替わりカレー」 naddist 洋食系 2009-7-27 18:42 友人に知らせる 4471 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 灘区王子町1 (萩原珈琲正面) ●本日の昼食 日替わりカレー ・夏野菜カレー 580円 ●コメント ここ沖灘区ではお手軽価格で県産豚(沖縄)が食べられる。沖縄おでん「通い船」のテビチに続き、島豚が海を渡って灘にやってきた。といってもゆずやは沖縄料理の店じゃなくてゆず料理の店。なぜゆず料理屋でアグーか?そうこの店は「水道筋琉球弧」上にあるのだ。水道筋1丁目近くにあった南西諸島連盟灘支部跡(現沖縄おでん通い船付近)から「龍宝飲食店(閉店)」まで阪急に沿って大きく弧を描くラインがいわゆる水道筋琉球弧。このライン上には「庭鳥」など南島ゆかりの店が数多く点在するのだが、この弧上にあるのがゆずや。つまり沖灘区のゲニウスロキ(地霊)が島豚を引き寄せたとしか思えないのだ。そうに違いない。で、肝心の島豚カレー。だいたいアグーなんて沖縄に行っても結構高かったりするわけだが、ここのカレーはアグー豚のもも肉がゴロゴロ入ってるのに安い。是非沖灘メニューに加えたい一品。窓からは南島つながりの萩原珈琲が眺められるのも素敵なのだ。 よし今日も島豚カレー食うかってことで、 「えーっと、島豚カレーください」 「あ、島豚カレー、終わりました」 ええええ〜っ!そう、島豚は 風に乗り 鳥とともに 海を渡ってしまった。てことで、今日は夏野菜カレーに…ま、これはこれでおいしいんですが。残念。 |
|
| よしみ亭「助六弁当」 naddist 和食系 2009-7-22 15:20 友人に知らせる 4580 0 9.00 (投票数 1)投票する
●場所 摩耶山掬星台(リュックサックマーケット会場) ●本日の昼食 助六弁当 太巻き寿司(卯の花、ゴボウ、ニンジン、ねぎ天) イワシの押し寿司(イワシのきずし、青大豆の卯の花) 稲荷寿司(卯の花と茶そば) 豆腐とホタテの田楽 ●コメント 9月から水道筋でお店を始めるという方からお弁当をお裾分け。なんでもきらず料理っていうらしい。キラズといっても「忘れられないの あの人が好きよ 赤いシャツ着てさ 海をみてたわ」のピンキーとキラーズとはあまり関係がない。きらずとは卯の花、つまりおからのこと。「助六弁当」にはいってる寿司すべてにおからがはいっているというわけ。ぼそぼそしてるかと思ったら意外としっとり、で、これが酒に合うのよ。おからといえば精進料理、実はここ摩耶山は精進料理とも縁が深い。イタリアンで有名なオテル・ド・摩耶でも天上寺とのコラボレーションで「精進風イタリアン」を供しているくらいなのだ。[土用東風吹く摩耶が嶺で 卯の花寿司をほおばれば 鐘が鳴るなり天上寺]灘区初のきらず料理専門店「よしみ亭」は9月2日、水道筋・骨董通りで毎週水曜日だけオープン予定。乞うご期待。 |
|
| 明月園「本日の定食(シンガポール炒飯セット)」 naddist 中華系 2009-7-14 13:07 友人に知らせる 7806 0 0.00 (投票数 0)投票する
●場所 倉石通5(旧ハイジ上ル阪急上野踏切南) ●本日の昼食 シンガポール炒飯、鶏の唐揚 680円 ●コメント 西城秀樹がCMで「夏はカレー!」と高らかに叫んだのは何年前だっただろう。しかしなぜ「夏はカレー」なのか?発汗しろということなのか?暑いときに凝った料理なんか作らないほうがいいよというメッセージなのか?はたまた夏休みの子どもの昼メシ需要を狙ったのか。いずれにせよ西城秀樹の「夏カレー宣言』は、その後のキャンディーズによる画期的な「おせちもいいけどカレーもね宣言」がなされるまで日本人の食生活に大きな影響を与えることになる。といってもやっぱりカレーライスばっかじゃ飽きる。そんな時にはやっぱりカレー味の何か、そうカレー炒飯系なんかがいい。明月園のシンガポール炒飯は香港や台湾ではメジャーなカレー味の炒飯。シンガポールは中国語で星州と書く。来月8月は摩耶山では星にまつわるイベントが盛りだくさんだ。星州炒飯で8月に備えたいものだ。
|
|